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【武将像】豊臣秀吉

日本各地にある、様々な武将の立像・坐像・騎馬像をご紹介。
第二弾は、戦国時代を駆け抜け、天下人までのぼりつめた豊臣秀吉。


常泉寺

所在地:愛知県名古屋市中村区中村町木下屋敷47

生誕地と言われている常泉寺にある像。横には産湯の井戸もあります。
「豊太閤之像」というタイトルなので、太閤となった55歳くらいのお姿でしょうか。
お隣の中村公園には、子供時代の「日吉丸となかまたち」という像もあります。

元城町東照宮(引馬城跡)

所在地:静岡県浜松市中区元城町111−2

引馬城を訪れ今川家に士官し、松下嘉兵衛の家臣となった16歳頃の像。
猿のマネをして栗を食べる姿が気に入られた、という逸話があるそうな。

墨俣一夜城址公園

所在地:岐阜県大垣市墨俣町墨俣1742−1

数ある秀吉伝説の中で最も有名であろう、墨俣一夜城と秀吉坐像。
伝説だとしても、「秀吉ならやりかねない」と思わせるのがすごいところ。

長浜城

所在地:滋賀県長浜市公園町10

秀吉が長浜城主となったのは、羽柴姓となった翌年の37歳頃のこと。その頃のお姿かと。
現天守の北西にある、天守閣跡とされる場所におられます。

長浜駅

所在地:滋賀県長浜市北船町2

長浜城とは逆方向、長浜駅東口にある「秀吉公と三成公出逢いの像」。
「三献の茶」と言われる、二人の逸話を形にした像でございます。

大阪城公園(豊國神社)

所在地:大阪府大阪市中央区大阪城2−1

豊國神社にあるのは、陣頭指揮をしているような勇ましい秀吉公像。
大坂城築城を開始したのが1583年、秀吉47歳頃。風貌から見ると、もう少し後年のお姿かも。

豊国神社

所在地:京都府京都市東山区茶屋町530

国宝の唐門と、天下人としての風格を醸し出す坐像。
後に豊臣家の命運を左右した、あの方広寺の横におわします。

有馬温泉(湯けむり広場)

所在地:兵庫県神戸市北区有馬町(「太閤橋」交差点付近)

有馬温泉は、秀吉がこよなく愛した地。たびたび湯治に訪れたこの地にも坐像が。
好々爺のようで眼光は鋭く見える、私のイメージに一番近い秀吉像です。

余談ですが、有馬温泉の秀吉像から少し離れた位置にはねね像があり、
大阪府大阪市の玉造稲荷神社には、秀頼の像もあります。

有馬川を挟んで秀吉と見つめ合っている、という構図かもしれません。
とてつもない巨漢だったというお話もある秀頼ですが、この像は普通の体格っぽいです。

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