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「MONTHLY MAKING PREPARATIONS」をはじめます。

はじめに


こんにちは、いいへんじ主宰の 中島梓織 です。

いいへんじでは、劇作、演出、プロデュースを担当しています。周りからは「おぺ」「おぺさん」「おぺちゃん」と呼ばれることが多いです。(「しおりっぺ」が短くなって「おぺ」です!)

はじめましての方、これからどうぞよろしくお願いいたします。はじめましてではない方、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


この度、いいへんじは、「MONTHLY MAKING PREPARATIONS」(以下 MMP)という新しい企画を立ち上げました。

この記事では、MMPが「どのような企画なのか」はもちろんですが、「どのような経緯で生まれた企画なのか」を中心に、お伝えすることができたらと思います。

最後までお読みいただけたらうれしいです。


開催を断念した「MONTHLY MEET UP」について


MMPは、もともと5月から8月にかけて開催する予定だった「MONTHLY MEET UP」(以下 MMU)という企画を断念したところから生まれました。

これは、今年10月に早稲田小劇場どらま館で上演予定の『器』に先駆けたイベントで、月に一回、同じ場所に集まって「おしゃべり」をしながら、座組全体の共有知識を積み重ねていく、という内容でした。

詳しい企画の意図や内容については、ぜひ、以下の企画書をご覧ください。



このイベントの開催を断念した理由は主に二つです。


一つ目は、このイベントが、同じ場所に集まり「おしゃべり」をすること、「おしゃべり」を続けていくこと、この二つが重要なイベントである一方で、現時点では、新型コロナウイルス感染拡大が収束する見通しが立たないと判断したこと

現時点で、新型コロナウイルス感染拡大を抑制するためにできることは「人との接触を避けること」です。わたしたちがイベントでやろうとしていたこと(同じ場所に集まり「おしゃべり」をすること)は、その真逆に当たります。

そして、この状況は長期化することが予想されています。感染拡大がいつ収束するのか、見通しが立っていません。中長期的にイベントを開催すること(「おしゃべり」を続けていくこと)ができない、となると、MMUを開催するわたしたちが、共有知識を着実に積み上げることもできないでしょうし、MMUに参加していただく方々が、創作過程に並走している感覚を味わうこともできないと思います。

早い段階から、ゴールデンウィークが終わってすぐの第一回(5月7日)は、開催が難しいだろうと予想していましたが、その後の見通しも立たず、第二回以降も開催できない、つまり、中長期的な連続企画を行うことができない、となると、企画の本来の趣旨から外れてしまう、と判断しました。


二つ目は、会場として使用する予定だった小杉湯が、現在「公衆浴場」としての営業に専念しているにも関わらず、イベントを行ってしまうことは、参加する方々だけではなく、小杉湯の一般のお客さまの感染リスクまでをも高めてしまうと判断したこと


小杉湯は、わたしが働いている銭湯です。

小杉湯で働いている身としても、小杉湯でたくさんの出会いを経験した身としても、いまはこの場所を守りたい、という気持ちが強くあります。そのため、小杉湯を使ってのイベントの開催は中止せざるを得ないと判断しました。

現在は、感染対策を徹底しながらの営業を続けており、自宅での入浴が可能な方のご来店はご遠慮いただいていますが、とても素敵な銭湯ですので、この状況が落ち着いてきましたら、ぜひ、遊びにいらしてください。そしていつかまた、小杉湯を使ってのイベントを開催することができたらと思っています。


新しく実施する「MONTHLY MAKING PREPARATIONS」について


MMUは開催を断念せざるを得ませんでしたが、同じ時期に、何かできることはないか、いいへんじの中で話し合いをしました。そこで立ち上がった企画が「MONTHLY MAKING PREPARATIONS」です。

" make preparations " は、直訳すると、 " 準備をする " という意味です。

いまはまだ、同じ場所に集まり「おしゃべり」をすることはできないけれど、公演を予定通り行うことすらままならないかもしれないけれど、それでも、こつこつと準備を続けていく。いつかまた、同じ場所に集まることができるようになったとき、わたしたちにとっても、みなさんにとっても、とびきり素敵な体験ができるように、そのための「下ごしらえ」をしておく。

そんな思いが込められています。

いいへんじ構成員の飯尾朋花につくってもらったビジュアルにも、「下ごしらえ」のイメージがばっちり反映されています。(ともかありがとう!)

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▲ MMP メインビジュアル(マガジンヘッダー用)

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▲ MMP メインビジュアル(サムネイル用)


企画の内容は以下の通りです。

zoomで「おしゃべり」をする

まず、MMUを開催する予定だった毎月第一木曜日に、zoomを使って「おしゃべり」をします。過去の作品や、執筆中の新作『器』をとっかかりにして、専門的な知識と個人的な感覚や経験を往復しながら、ざっくばらんに話すことができたらと思います。

毎回、この「おしゃべり」に参加するのは、いいへんじ(中島梓織松浦みる飯尾朋花小澤南穂子)と、いいへんじのおとなりさん(早稲田大学文学学術院教授・水谷八也先生文筆家/恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表・清田隆之さん)の、6名です。(「いいへんじのおとなりさん」については、MMPの中でご説明できたらと思います!)

また、MMUで予定していたように、『器』の公演に関わる俳優さんやスタッフさんに参加していただいたり、専門家の方をゲストとしてお呼びしたりすることもあるかもしれません。


noteで記事を公開する

zoomでの「おしゃべり」を文字に起こして記事にしたものを、いいへんじのnoteで公開します。公開は、毎月第四月曜日を予定しています。

「おしゃべり」の様子を映像で配信することも検討したのですが、いま、インターネット上では多くの映像コンテンツが生まれており、その流れは、新型コロナウイルス感染拡大以前よりも急速なものになっていると感じます。わたしたちがやろうとしていることのゆっくりさやじっくりさは、昨今の映像コンテンツのスピード感とは相性がよくないのではないか、と考え、「おしゃべり」を文字にして残しておくことを選びました。

文字にして残しておけば、さっさと読んだり、じっくり読んだり、興味のあるところだけをつまみ食いして読んだり、と、それぞれのスピードで楽しんでいただけるかと思います。また、いつでも読み返すことができるので、わたしたちが「おしゃべり」をしている間や稽古をしている間に参照することもできますし、みなさんが公演をご覧になる前後に解説(にしては長くて読みにくくてわかりにくいかもしれませんがそのようなもの)としてお読みいただくこともできます。

料金について

記事は基本的に有料公開とします。ここでいただいた売上やサポート(投げ銭)は、『器』の公演資金として大切に使わせていただきます。

第一回はお試し版として全文を無料公開したいと思いますので、企画全体の雰囲気を感じていただけたらと思います。


ご質問やご感想について

記事をお読みいただくみなさんとコミュニケーションが取れる機会を設けたいとも考えています。

直接、同じ場所や同じ時間でやりとりをすることは残念ながら叶いませんでしたが、ご質問やご感想、リクエストなどを受け付けられるように準備しておりますので、ぜひ、お気軽にご参加ください。

おわりに


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


いいへんじは「答えを出すことよりも、わたしとあなたの間にある応えを大切に」を指針として活動しています。

同じ場所に集まって「おしゃべり」をしたり、わたしとあなたの間に演劇作品を置いてともに考えたり、みんなと別れたあとの帰り道にひとりで考えたり。そのようなことが、これまでと同じようにはできなくなってしまったいま、わたしたちにできることは何なのか、そして、わたしたちがやりたいことは何なのか。まだ、答えは、出せずに、出さずに、います。

いいへんじの話し合いの中でも、「とはいえやっぱり演劇がやりたい」「とはいえやっぱり劇場でやりたい」という気持ちは、全員に共通していました。その気持ちを否定することもしたくありません。

なので、「劇場で演劇ができないなら○○をつくる」という答えを急ぐのではなく、これまでと同じように、わたしとのあなたの間にある応えを大切にしながら、いつかまた、集まることができるようになったときのための、 " 準備 " を進めていきたいと思っています。


月に一度の下ごしらえ、「MONTHLY MAKING PREPARATIONS」です。
もしよろしければ、お付き合いください。よろしくお願いいたします。


公開情報(随時更新)


5月25日(月)
「いいへんじの「現在地」をたしかめる」を公開しました。


6月22日(月)
「目には見えない「死にたみ」を見つめてみる」を公開しました。


8月13日(木)
「星野概念さんと「心地よさ」について考える」を公開しました。


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ありがとうございます!
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早稲田大学演劇倶楽部出身の中島梓織と松浦みるを中心とした演劇団体。2020年4月より、中島梓織、松浦みる、飯尾朋花、小澤南穂子の四人体制。答えを出すことよりも、わたしとあなたの間にある応えを大切に、ともに考える「機会」としての演劇作品の上演を目指しています。

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