デニムの種類についてまとめてみた👖
こんにちは。しのです。
この記事では最近よく見るデニムの加工種類についてまとめてみました。
履けば履くほど味が出るのがデニムだと思っていて色落ちしてるのすら風情が感じられますよね。昨今、デニムブームの追い風もあり様々な加工法によってデニムに対する評価も上がってきていろんな風味が感じられるものが増えてきたと思ってます。いくつか紹介します。
1.ワンウォッシュ: 最も基本的な加工で、生地の縮みを抑えるために一度洗います。
色:濃い藍色で、生デニムよりもわずかに明るい色合い
質感:やや硬めだが、生デニムほど固くない
表面:均一で、特殊な色落ちやしわなどの加工がない
光沢:若干のツヤがある
2.ストーンウォッシュ: 石や軽石と一緒に洗うことで、全体的に色落ちさせます。
色合い:全体的に薄い青や白っぽい青で、不均一な色落ちがある
テクスチャ:柔らかく、着古したような風合い
表面:ランダムな色むらや白っぽい箇所がある
摩耗感:ポケットの縁や膝、裾などに自然な擦れ感がある
3.ブリーチウォッシュ: 漂白剤を使用して、より明るい色に仕上げます。
ヴィンテージ感・独自の風合い:加工によって色落ちが進むため、デニム特有の古着感や味のある見た目を演出できます。カジュアルなスタイルにぴったりです。
個性的なデザイン:ブリーチウォッシュの程度や技法によって、デニムごとに異なるパターンや色合いが生まれるため、他にはないユニークなデザインが楽しめます。
柔らかい質感:加工によりデニムの生地が柔らかくなり、最初から着心地が良いという点もメリットです。新品でも履き慣れた感じが出やすく、快適さが増します。
スタイリングの幅が広がる:明るめの色合いになることで、他のアイテムと合わせやすく、春夏の軽いスタイルや、明るいトーンのコーディネートに適しています。
デニムの軽量化:加工を繰り返すことで、デニムの重量が軽くなることがあり、長時間着用しても疲れにくくなります。
4.バイオウォッシュ: 酵素を使用して柔らかく仕上げます。
環境に優しい:バイオウォッシュ加工は、酵素を使ってデニムの表面を削る方法で、化学薬品を使用しないため、環境に対する負荷が少ないです。自然由来の酵素を使用するため、エコフレンドリーな加工法です。
ソフトな風合い:酵素の作用により、デニム生地が柔らかく仕上がり、着心地が良くなります。新しいデニムでも、洗い込んだような柔らかさが得られるのが特徴です。
ヴィンテージ感のある外観:バイオウォッシュ加工は、生地の表面を酵素で削り取ることで、自然な色落ちや摩耗感を生み出し、ヴィンテージ感や着古したような見た目を与えます。
耐久性の向上:バイオウォッシュは、生地の表面だけをやさしく削るため、強度をそこまで損なわずに加工が可能です。これにより、デニムの長持ちする性質が保たれます。
手触りの改善:加工後、表面が滑らかになり、肌触りが良くなります。特に、硬いデニムが苦手な人には快適な着用感を提供します。
縮みや色落ちが少ない:従来の化学的な洗い加工と比べると、バイオウォッシュは比較的穏やかな処理方法のため、デニムが極端に縮んだり、色が激しく落ちたりすることが少ないです。
5.サンドブラスト: 砂を吹き付けて部分的に色を落とします。
独特な色落ちとデザイン:サンドブラスト加工では、デニムの表面に砂や小さな粒子を高圧で吹き付けて削るため、部分的な色落ちや摩耗感を作り出せます。これにより、自然なヴィンテージ感や立体感のあるデザインを表現できます。
カスタマイズ性:加工の強弱や砂の吹き付け方によって、さまざまなパターンや仕上がりが可能です。膝や太もも、ポケット部分など、特定の箇所だけに色落ちをつけることで、ユニークなスタイルが作れます。
コントラストのある見た目:サンドブラスト加工では、濃淡の強いコントラストを生み出せるため、デニム全体が立体的に見えます。これにより、シンプルなデザインでも存在感が増し、視覚的に引き立ちます。
手間のかからないヴィンテージ感:サンドブラスト加工によって、新品のデニムでもあたかも長年着込んだようなビンテージ風の仕上がりを簡単に得られます。洗いを重ねなくても、最初から独特の雰囲気を楽しめるのがメリットです。
ファッション性の高さ:この加工は、特にトレンドや流行に敏感なファッションに合うため、コーディネートのアクセントとして活用されることが多いです。色落ち部分が際立つため、シンプルなアイテムと合わせてもスタイリッシュに見えます。
※サンドブラスト加工には労働環境への影響が懸念されているため、現在は他の加工方法に置き換えられている場合もある。
6.ウィスカー: 股上や膝周りに入れる横じわ加工です。
自然な着用感の演出:ウィスカー加工(ヒゲ加工)は、デニムの特定の部分、特に太ももや膝の周りに細いシワのような線を入れる加工です。この加工により、長期間着用してできる自然なシワや色落ちを再現でき、着古した雰囲気を新品の状態で楽しむことができます。
立体感と動きのあるデザイン:ウィスカー加工はシワを強調するため、デニムに立体感と動きを与えます。これにより、平坦な印象にならず、デニムがよりダイナミックで存在感のあるアイテムになります。
脚長効果:太ももや膝のあたりに施されるシワ状のラインは、縦方向のラインを強調するため、脚を長く見せる効果が期待できます。視覚的にスタイルアップに寄与する加工として人気があります。
カジュアルかつ洗練された外観:ウィスカー加工によって、シンプルなデニムでも程よいカジュアルさとスタイリッシュな雰囲気が加わり、普段使いにもおしゃれ着としても使いやすいデザインに仕上がります。
オリジナリティの強調:ウィスカー加工のパターンは一本一本手作業で施されることが多く、そのためデニムごとに微妙に異なる仕上がりになります。これにより、自分だけの一着というオリジナリティを楽しめます。
ウィスカー加工デニムは、デザインの面でスタイリングの幅を広げ、ヴィンテージ感や個性的な見た目を手軽に得れる。
7.ハチノス: ポケット周りなどに入れる蜂の巣状の加工です。
リアルな経年変化の再現:ハチノス加工(ハニカム加工)は、デニムの裏膝部分に蜂の巣のようなシワを再現する加工です。これは、長期間デニムを履き込んだ際にできるシワと色落ちを、あらかじめ加工で表現したもので、自然な経年変化を楽しむことができます。
立体感と動きの強調:ハチノス加工によって、デニムの裏膝に立体的なシワができるため、動きがあるデザインになります。これにより、デニム全体にメリハリが生まれ、普通のデニムよりも視覚的にダイナミックで存在感が増します。
カジュアルで個性的な見た目:ハチノス加工は、シンプルなデニムにユニークなアクセントを加えることで、よりカジュアルかつ個性的なスタイルを楽しむことができます。特に、ワイルドでヴィンテージ感のあるファッションに適しています。
オリジナル感が強い:ハチノス加工はシワのパターンが一つひとつ異なり、手作業で行われることが多いので、加工によって一着ごとに違う仕上がりになります。これにより、他のデニムとは異なるオリジナル性を楽しめます。
スタイリングの幅を広げる:この加工が施されたデニムは、存在感が強いため、シンプルなトップスと合わせてもファッションのアクセントになります。普段のコーディネートに取り入れることで、スタイリッシュなカジュアル感を演出できます。
ハチノス加工デニムは、自然な色落ちやシワ感を事前に楽しめ、スタイルに深みを加えるデザイン要素として非常に人気である。
8.クラッシュ: 意図的に破れや穴を作る加工です。
クラッシュ加工デニムとは、デニム生地を意図的に破れたり擦り切れた状態に加工したデザインのデニムのことです。この加工により、ラフでワイルドな印象を与えるのが特徴です。通常、膝や太ももなど特定の部分に穴や裂け目が加えられ、自然なダメージ感を演出します。
ダメージ感のある外観:加工によって大胆な破れや擦り切れがデザインされており、ヴィンテージ風やストリート系のファッションにぴったりです。
ファッション性の高さ:この加工は、カジュアルでありながらも、ファッション性を強調するアイテムとして多くのブランドやコレクションで使用されています。個性的なスタイルやトレンド感を表現するために用いられます。
カスタマイズ性:クラッシュ加工は、その破れ方や位置、広さにバリエーションがあり、自分の好みに合ったデザインを選ぶことができます。また、DIY感覚で自分でクラッシュ加工を施すことも人気です。
通気性が良い:破れやダメージ部分があるため、夏など暖かい時期には涼しく快適に履けるのもクラッシュ加工デニムの魅力の一つです。
クラッシュ加工デニムは、特にカジュアルでストリート系のファッションを好む人に人気あり。
これらの加工を組み合わせることで、様々な風合いや色落ち具合を表現します。
以上が主な加工になります。こうみてもデニムって奥深いなと感じました。
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