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教習日記

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普通自動車免許(AT)を取得するまでの記録
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2018年3月の記事一覧

教習日記#1 左折 2018/03/01

先月末から、教習所に通い始めた。教習所に通っていると色々と考えることがあったりする。それを書き留めておきたいというのと、学習記録としても意義があると思うので、教習の振り返りをここに記録していきたいと思う。結構取り留めのないことをつらつら書いていきます。それらは、個人的にはどれも印象的な出来事です。それでは。

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2018/03/01 
今日は、学科と技能を1コマずつ受講。教習所のルールや

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教習日記#2 左折と右折 2018/03/08

技能教習3回目。

今日は女性の教官だった。ユーモアのある関西弁の気立てのいい妙齢。これまでは男続きだったので、やや変な緊張。

初めは助手席で、今日の教習でやることをさっと説明される。寝起きで頭はぼーっとし、さらに一週間ぶりということもあり、自分がこのメニューをこなせるというイメージがわかない。緊張。

「それじゃあ交代しましょう」

「嫌だ」と思った。けどしょうがない。やるしかない。

案の定

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教習日記#3 右左折 2018/03/13

昨日、今日と、右左折の教習を受けた。

昨日は、やさぐれおっさん教官。必要最低限しか声をかけず、淡々と教習を進めていく。しかし、この教習で、右左折の感覚をだいぶ体得した。

「左から攻める。これが運転の基本。右ばっか見てるから右に寄る、左を意識しないと」

やさぐれのこの助言で、だいぶ要領を得た。そうか、自分は右ばかり見ていたのか。意識が右にあるから、右に寄ってしまう。それに気がついた。

伊達に

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教習日記#4 『坂道発進』 2018/03/14

前回まで、右左折をひたすら訓練した。やさぐれ教官の助言で右左折攻略の光明を見出した私は、なんとか、次のステップに進むことを許された。

次のステップ、そう、坂道発進である。前評判ではここは簡単らしく、次のS字クランクが難関とのこと。しかしこれまでの教習で何かを「簡単だ」と感じたことのない自分にとって、そんな下馬評はなんの意味も持たない。「坂道発進」、漢字が4個も連なっている。見るからに手強そうじゃ

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教習日記#5 『S字クランク』 2018/03/15

ついにやってきた。ヤツと対峙するときが。

S字クランク。S字の、クランク。おいしそう。

分からない。何も分からない。「クランク」と呼ばれる何か得体の知れないものがS字になっているらしい。そして私はそれを車で通らなければいけないらしい。なんだ、それは。教官は「キョーロ」とも言っていた。キョーロ。教科書的な何かを指して言っているのかと思ったが、どうやら「狭路」らしく、それはS字クランクのことを指し

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教習日記#6 【番外コラム】 「身体の不可逆性」と勉強、またその「儚さ」について

教習日記#6 【番外コラム】 「身体の不可逆性」と勉強、またその「儚さ」について

自動車教習に通い始めて1ヶ月ほどが経った。免許皆伝まではまだまだ道半ばだが、それでも教習を重ねるごとに自分のできることが増えていっている。できるわけがないと思っていた右左折も、いつのまにか習得した。

「できることが増える」ことは嬉しい。特にこの自動車教習は、毎回決められたタスクがあり、それをこなせばできることが確実に増え、原簿にスタンプが押されることでそれが承認される。ここまでわかりやすく自分の

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教習日記#7 『検定リハーサル』 2018/03/23

一週間ぶりの教習。もう第1段階で教わる内容はなく、あとは修了検定に向けリハーサルをするのみ。

前回、難なくクリアしたS字クランクで2回もしくじった。慢心。ハンドルを我慢しすぎる傾向あり。きれきれ。

進路変更の一連(バックミラー、ドアミラー、ウィンカー、目視)を徐々に体得してきた。

ひとつ気になったのだが、教官の指導が「検定合格」に照準を合わせていることだ。いや、もちろん合格しないといけないか

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