炎上覚悟:zoom打ち合わせ、カメラオフでよくね!?
イケハヤです。
久しぶりに新刊を執筆中です。
タイトルは「ジャズ奏者のように働こう」、発売は10〜11月くらいになりそうです!
タイトルの通り「働き方本」で、ぼくが最近実践している働き方をまとめて解説しています。
で、その中で、「オンライン会議ではカメラをオフにしてもいい」という話を書いています。
この考えはけっこう物議を醸しそうなんで、切り取って解説してみます。
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世の中には「オンライン会議でカメラをオフにするのはマナー違反だ」と考える人が多いようです。
いやー、でも、カメラオフでよくね!?と思うんですよ……。
なぜそう考えるのか、いくつか理由を挙げてみましょう。
まず、そもそも、みんなそんなに自分の顔見せたいんですか!?
積極的に顔を見せたい人って、ほとんどいないと思うんですよね……。
むしろどっちかというと、お互いに、顔なんて見せ合いたくなくないですか……?
そもそも、カメラオンだろうがオフだろうが、問題なく仕事はできます。
「カメラオンじゃないと仕事にならない」なんて状況はシンプルによくわからんですね……。
ぼくが関わっている「クリプトニンジャ」のプロジェクトでは、基本的にカメラオフで会議をしています。
アニメのミーティングでも、一度もぼくはカメラオンにしてないですね、そういえば……。
なんというか、人の顔って「圧」が強いですよね。
集中力無駄に持っていかれる感じがあるので、ぼくはそもそもZoomのウィンドウ自体をバックグラウンドにしてしまってます。
会議中に作業したり、調べ物をしたりもするわけで、そもそも画面見てない人も多いと思うんですよね。
自分が話すときとか、誰かが画面共有しているときに、ウィンドウを前に戻すイメージですね。
見つめあってお見合いしてるんじゃないんだから、顔なんて映ってても映ってなくても、どうでもいいと思うんですけどねぇ。
と、いろいろ書きましたが、シンプルに、自分の顔を見せたくないなら、それでいいんじゃないかなと思います。
少なくとも、ぼくと打ち合わせをするときは、お互いにカメラオフで大丈夫です。
もちろん「マナー違反」みたいなくだらないことは絶対に言いません(ぼくがカメラオフですしw)
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くだらない話のようですが、これは多様性の観点からも、大事だと思ってます。
世の中には、「顔出しをしたくない人」も確実に存在するんです。
たとえば「醜形(しゅうけい)恐怖症」は、人口の1〜2%程度が該当していると言われています。
人口比から見てもわかるとおり、実はめちゃくちゃ多いです(特に、若い人に多いようです)。
こうした恐怖症を抱えている人にとっては、zoomの顔出しは非常な苦痛でしょう。
そんな難しい話をしなくとも、
1.「カメラオンにしないとマナー違反として叱責される社会」
2.「カメラオフで参加したい人は、そうしていい社会」
どちらが多様で、どちらが寛容で、どちらが望ましいのかはいうまでもありませんね。
これからの時代は、創造性を発揮するためにも、それぞれが「心地よい」と思える働き方を見つけていくことが大切だと考えています。
既存のマナーや常識を疑い、自分たちのコミュニティで、もっと創造的になれる、新しいワークスタイルを作り上げていきましょう。
そんな思いを込めて、新刊「ジャズ奏者のように働こう」を執筆中です!
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