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人がお金に困って人生闇落ちしていく姿に震えた

闇金ウシジマくんという闇金融を経営する主人公がお金を借りに来る人たちへ10日5割(トゴ)という高すぎる金利でお金を貸すドラマにハマってしまった。

2004年から2019年までビッグコミックスピリッツで連載されていた漫画なんだけど、ドラマや映画になり、ドラマはシーズン1~シーズン3まである。映画は4作品あり、漫画だけでなくドラマや映画でも長く愛され続けた作品だ。

知っている人も多いと思うんだけど、内容としてはかなりブラックでアウトローな内容になっている。人生に闇落ちしていく人間のドラマを複数描いており、かなり生々しい。

闇金融会社の取り立てもスゴく、一切まけずにどんな手を使ってでもお金を回収する様子が描かれている。たまにグロいシーン出てくる。

まあ、そんなちょっと古くて怖い作品になぜ今ハマったのかということなんだけど、この作品をみていると気持ちが引き締まる。自分に関係ないことだと思ってみることはできない。もしかしたら、自分だってこういう立場になる可能性もあるな、なんて思いながら見ている。想像するだけでも怖い。

お金を借りに来るお客さんは大半の人がお金に対する執着がすごく、浪費に使う人がほとんどである。キャバクラ、パチンコ、愛人への貢物、など。

自分の世間体を守るためにお金を借りに来る人もいるが、私はウシジマくん(主人公の闇金融会社の社長)のシビアな目線がすきだ。人を甘やかさなく、だれも信用しきらない感じ。例外をつくらず、全員同じ対応を貫く。

自分も生きるためにしっかり職務を全うする姿は取り扱う内容こそ犯罪ではあるものの、カッコいい。これくらいシビアな気持ちで仕事での人と付き合って行く必要があるなと思わされる。

誰かに依存せず、甘えず、自分の生き方を貫く姿の重要性を伝えてくれている作品だなと思ってみているのでした。

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