【小説版】まんがでわかる7つの習慣②

第1の習慣となるのは、「主体的である」
「主体的である」とは、
「人間として自分の人生に対する責任をとること」だと仰られています。
自分の人生の主役は自分であり、
どんな人生にするかを決めるのは自分以外の誰でもないのだそうです…

主体的でない人は仕事のミスも、異性にフラれることも含め、
なんでも他人のせいにする。
自分の性格や行動も親や教師、社会などに責任転嫁する。
育ちや家庭環境、過去の体験はおろか、星占いや血液型まで持ち出して、
物事がうまくいかない理由にする。
だが、本当に自分の性格や行動を決めているのは、自分自身のはず。
自分が他人や環境を思い通りに変えることができないように、
他人や環境が自分を変えることはできない。
嫌な目にあったとしたら、それを防ぐ何かができたはずなのに、
そうしないことを選択した自分に問題があったと考えた方がいい。

【小説版】まんがでわかる7つの習慣/フランクリン・コヴィー・ジャパン監修 山神碧文


自分の「影響の輪」を意識して行動する

様々な物事のうち、
自分の関心のあるものの範囲が「関心の輪」と呼ぶそうです。
そして、関心の輪のうち、
自分の影響力の及ぶ範囲が「影響の輪」ということになると…
例えば、
自分の健康や、自分に仕事のやり方は影響の輪に入る。
ある事柄が影響の輪に入るかどうかは立場や状況によって変化するそうです。

他人の欠点や周囲の環境ばかり気になる人は、
関心の輪に集中しすぎているのだと…
けれど、
影響を及ぼせない物事に対して気を揉んでいても、
何も始まらないと述べられています。
それよりも、
自分の影響の輪に意識を集中し、
自分が影響できる物事に対して主体的に行動を起こすことで、
周囲に変化が起こり、影響の輪を広げることが出来るのだそうです。

ただ、
主体的な行動で望む結果になるとは限らないとのこと…
行動は選択できるが、結果は選択できない。
結果は影響の輪に入らないからなのだと…

よくある勘違いな態度に、
間違いを悔やんでくよくよする反応がある。
だが、悔やんでも間違いを取り消すことはできない。
変えられるのは行動だけ。
望む結果でなかったなら、次の行動を修正するしかない。

地道に試行錯誤を続ければ、
徐々に結果は変わるのだと仰られています。
主体性の本質は、
自分自身や人との約束と約束に対する誠実さであるのだとコヴィー博士は仰り、
個々の行動に責任を持つ意識が、第1の習慣の礎であると結ばれております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?