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仕事と育児を両立しなきゃいけないのは女性だけ?
こんにちは。
株式会社Kanatta代表取締役社長の井口恵です。
最近ジェンダー関係の対談やClubhouseをよく聞くのですが、女性の関心ごととして頻繁にテーマにあがってくるのが「仕事と育児の両立」について。
子供ができても続けられる仕事に就きたい。
育休から復帰したあとも責任のある仕事をしたいから、ある程度のポジションになってから子供を産んだほうがいいのか。
産休・育休中にキャリアがストップしてしまうのが嫌だ。
いろんな悩みについてよく耳にするのですが、私も直接質問されると明確なアドバイスが見出せないのが正直なところです。
そしていつも気になるのが、このようなことで悩んでいるのが女性ばかりだということ。
もちろん男性も「育休取れるかな」とか、「今の仕事のまま子供と遊べる時間は取れるかな」とか、気にする人はいますが、女性ほど当事者意識がある人は少ないように思います。
育児は二人でするものだから、何も女性だけが悩まなくていいのに。。
と思う一方で、実際育児について勉強すると、特に子供が5歳くらいまでの期間はお母さんにしかできないことが圧倒的に多いことも事実。
では日本よりもジェンダー平等が進んでいると言われている海外ではどうなっているのかというと、なんとアメリカでは産休や育休の取得について法律での定めがありません。
つまり、会社によっては、産休・育休を取りたかったらその期間は無給になるのです。
だからお母さんが出産をしてから仕事に復帰するまでの期間が短く、結果的に協力して育児をせざるを得ないので、日本に比べたら男女で家事や育児に費やす時間の差が小さいのです。
じゃあ日本も育休を取れなくしたらいいのか、と言われたらそんなことはないですし、そのように考えると、しっかり産休や育休が取れる日本も捨てたもんじゃないとも思えてくるので、やっぱりジェンダーの問題が奥が深いですね。
これがベスト!という答えはなかなか導き出すことはできませんが、どうやったらもっと男女ともに育児をしながら働きやすい社会になるのか、引き続き考えていきたいと思います。
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