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阿蘇ラウンドトレイル 2018 2019

ART(Aso Round Trail)阿蘇ラウンドトレイル 2018 2019 出走記録。国内最高峰の絶景レースだと思ってます。参加資格も年々、変更してますが、一度は出て欲しいレース。
無謀にも2年ともUTMFから2週間後の連戦なので、殆ど走れなかったオチだけど、そこからの学びも含めて。
タイムチャートもあるよーん。(合ってるか知らんけどw←出た、大阪人🤣)

レース概要
第2回 2018  約109km 累積標高 約4,000m 制限29時間 / 22h58 完走
第3回 2019  約120km 累積標高 約6,200m 制限32時間 / 28h25 完走

確か2018、2019はエントリー資格も変更(よりハードル高く)、かつ2018のトラブルを避けてか、2019はコースも変更。これね、比較したら良くわかるけど、距離は10kmちょいしかのびてないよーに思うけれど、関門は3時間しか増えてない。で、2018完走した人が同じように走って、関門間に合わなかった人がたくさんいます。そう、私も5時間違う。距離は11kmだけど、標高は2200m増えてる。つまり、ロード換算すると33km延びてる。このトリックに気づくかどうか。もし過去のリザルトを参考にするなら、こういう認識はやっぱり大事。UTMB2019も3年ぶりにコースが短縮されず、凄いお方の歩いたら間に合うセリフを間に受けるところでした…(秘)

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おそらく関門がタイトなのは県外からの参加者が多く、飛行機の時間の加減なんだろうけど、またこの延びたコースのトレイルがリスキーすぎた!
この大会は、前半の関門さえクリアしたら、後半は歩いても完走できる、と言われていたけれど、2019の新コースは、かなり大きな浮き石がゴロゴロなくだり。しかもナイトで真っ暗だし、濡れてるし、マーキング見つけれずだし、新エイドでは、食べ物がほとんどなくて、仮眠するにも寒すぎて(毛布とかあるけど靴を脱がなくちゃいけない)、2018と違ってラスボス俵山登前に一度おろされるわ、ずっとお腹すいたーと歩いてた懐かしい思い出です。
もちろん、水も食べ物も全部自己責任なんですけどね。 笑
ただデポがある高森エイドで、2018完走者がゆっくり休憩して、思わぬ後半のトレイルの時間のかかりように、完走できなかった友達が数人いました。
なのでこういう認識は大事だと思うんだよね。ギリギリランナーは。速い人はもちろん必要ないですw

タイムチャート
レース前に作っていたチャートと、なんとARTに関しては振り返りも。
というのもニワカオリさんのトレイルキャンプで習ったことを実践したく、2018は失敗(笑) 2019はUTMFでモモを痛めたので、今度こそ実践、その報告のために、実績も入ってます。
160kmマイルレースなら、120kmまで。100kmレースなら80kmまで自分の実力の8割で走る、と最後まで走れるって教え。
で、2019阿蘇も、トレイルはくだりも走らない。ロード、林道、フラットは走るトレイルの登り下りは走らないと決める。下りで、譲って譲って何十人と抜かれるのは、なかなか心が折れるものの、エイド短縮で完走できるか実験。

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このタイムチャートの「実績」「順位」を見て頂いたらわかるよう、この教えは凄い。薫さんに昔、マイルを走る秘訣はなんですか?と聞いた時に、飛ばさないこと!私がはやいんじゃなくて、私は変わらないけど、皆がどんどんペース落ちていくんだよね(笑)と。わ!かっこいい!これをやってみたい!と思って、実際ほとんど歩いたのに、475人→239人/600人という実験を体感!

最初、ロードスタート、トレイル入る時に、後ろ振り返ったら、20人ほど。私は、ランナー貧血で異様にスタートが遅いんだけど、600人のうちほとんどべべやーん、と友達といいながら、7時スタートで、なんと8時半には脱水、熱中症気味。持ってた1ℓの水はなくなり、まさかのW1は予定外の暑さで、エイドの水が売り切れ。
え?補給どころかコップの水も?殺す気かーなんて悪態つきながら(すみません🤣)、最初のA1エイドも全然余裕なし、オール歩きの私は友達を置いていくw
このA3までの関門がタイト。怖すぎて自販機で買ったスコールを手に持ってトレイルへ。
高森の21時関門ギリギリだと、新コースだと厳しいかも。少なくとも20時には出た方がいいかも。なぜなら、ARTは、高森までほぼ牧草&ロード、後半はほぼトレイル。前半絶景、高森から真っ暗なんだよー笑
2018の時は、関西から2.30人ぼどの仲間が出ていて、66km高森で皆に会えて超テンションがあがり、チョーシ乗ってそこから走ったら90kmで足が終わりました🤣 でも雨が降ると聞いて最後やみくもに頑張り、あの独特の火山灰を真っ暗の中滑りまくって、もうトレランやめるーと半泣きでゴールしたら、人生最強の速いタイム(笑)
2019は学習して、高森エイドは、皆と喋らずデポバッグ受付の真ん前で、着替えと食事をすまして、すぐにスタート。ここでしっかり食べといてよかった。この後のエイドは十分に用意していても、他のランナーががっつり食べてなくなってしまう🤣マイルほどの荷物持たなくてもいいかな、と2回とも失敗。UTMFの後ってこともあり、とにかくお腹が空くー。ずっとお腹鳴ってましたw

ARTは、コース誘導がほとんどいません。マーキング少なくて、皆の不満が勃発したほど 苦笑
私も2年連続、ロストしてます。しかも1度や2度でなく…
大会側としては、マーキングは必要最低限のマーキングで、というスタンスで、UTMFや鏑木さんの大会みたく、超丁寧なマーキングはありません(笑)
むしろUTMBは誘導もマーキングも少ないので、そのスタンスなんだろな。
ARTとしては、ヤマップと言う山アプリで、地図をダウンロードして、それを参考に、と言うスタンスです。真夜中に20人ぐらいで、右かな左かな言ってる分岐で、神戸の面倒見の良い仲間がアプリみたらいいやん!とすぐ見てくれました(ありがとう!)
ランナーのマナーは、信越より良いなーと言うのが正直な印象🤫

私は基本、旅RUNがメインで、2018の時は、UTMF後なのに、ART前日に、草千里ハイキング2つなんて、調子乗ったことをしたのですが、2019の時は友達がハーフからフルに挑戦だったので、えー登らないよ、とか言われた(結局行ったけど🤣)

阿蘇ラウンドトレイルは、本当は九州 初マイルレースの開催を目指していたものの、熊本震災で延期、阿蘇へ行く電車は止まったまま、メイン道路がいまだに工事中で、ワンウェイのレースで、スタートゴールがなかなか面倒くさいけど(私は2回ともレンタカー、皆は大会手配のバス利用が多いかな)
2回とも快晴に恵まれ、むしろ暑すぎたほどで、大会でしか開放されないコースに感動して写真撮りまくって歩いておりましたw
実際、Eiger参戦した時、前半はARTみたいやなーと思った印象が。

帰るころは全員が、阿蘇ロスになるほど、雄大な阿蘇を取り囲む雄大なカルデラをつたって走る阿蘇ラウンドトレイル、是非一度は走ってみてください!

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このコースマップは2018。ね、カルデラ凄いでしょ。

レースは旅。人生と同じ。
知らない絶景を見ることができて、トレイルランニングの世界に出会えてよかった、という恩返し(恩送り)のブログでっす。

絶景写真は、是非ご自分の目で見てほしいので、また別の投稿で!

#阿蘇ラウンドトレイル #トレイルランニング #ロングレース #ART
#時遊人19 #旅RUN

この世界は愛と優しさで溢れている。BASHARのワクワクの法則の人生実験をしながら、あの頃の私に伝えたいことを発信していきます!