井口八段VS上野二段観戦記の執筆後記
井口八段VS上野二段戦を観戦してください。
締め切りは4日後と余裕はないです。
と言われたとき、
『ちょっと厄介だな』と感じた。
井口八段は
『囲碁ファンは知らないけど確かな50代以上の実力者三選』
(某棋士調べ)
の実力者だ。
ネットで調べてみたけど、あんまりエピソードが無い。
上野二段が勝てばファンが喜ぶエピソードで紙面を埋める自信はある。
自分でインタビューできるから。
でも負けた時は…
必死に頭を絞ったけど、いいアイディアが浮かばなかった。
まずは『解説者を誰にしようか?』と悩む。
第一感は姉の上野五段。
調べてみると国際棋戦や立葵杯で忙しそう。
手合いに支障が出てはいけないので見送る。
第2希望で上野二段の兄弟子、沼舘七段に頼むことに。
沼舘七段と上野二段は年が離れている。
だから人柄がわかるエピソードは乏しい。
『初めて打ったのは入段試験前。
当時は逆コミでも沼舘七段が勝利。
プロ入り後は急上昇して互先でも危ないぐらい』
と囲碁のエピソードは出てくる。
しかし沼舘七段は盤外のエピソードは全くない。
これだと『上野二段ってどんな人なんですか?』
というファンのニーズに応えられない。
沼舘七段は後輩の人柄がエピソードを全然くれない。
だから
『もし同門の後輩が負けたらラインしてください。
普段の勉強法や対局前のルーティーン、
休みの日の過ごし方を尋ねてください』
とお願いした。
広瀬七段の解説をしてもらったときは
この手法でエピソードを入手した。
今回もラインしてもらうけど、締め切りが近いのがネック。
負けた棋士にラインするのは厳しいけど、
兄弟子なら返事が返ってくるだろう。
沼舘七段は妹弟子からの人望?があるから。
当日は日本棋院でツイッターを更新しようと思っていた。
色々準備をしていたら沼舘七段から『12時に着く』というラインが。
『ランチをおごる絶好機だ。
おごればツイッターとかNOTEにいろいろ書きやすい。
文句言ったらお前、ねぎとろサーモンしらす丼食べただろ。
と言い返せば反論できない』
と判断した俺はランチをおごることに。
これは証拠の写真。
昼ごはんおごっていただきありがとうございます。
NOTEやツイッターでは何を書かれても文句を言いません。
これからもよろしくお願いします!
という契約書がわりの写真である。
この日替わりランチ代をカンパしてくれる人は続きを読んでください。
注 メインの登場人物
沼舘七段
広瀬七段
上野二段
がこの記事を読みたい場合は連絡ください。
送ります(笑)
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