「FIREっていう概念、好きなことを仕事に、囲碁でサイドFIRE(したい)」
こんにちは。
IGOcompany-Uです。
「宇佐美囲碁教室」っていう小さな囲碁教室を運営したり、
囲碁サロンで指導碁をしたり、個人レッスンを引き受けたり、講義をしたりしながら、ご飯を食べてます。
色々な雑誌でフリーランスのライターをしていた縁もあって、月に数本原稿を書いたりもしています。
最近は、長野で古民家の取材がありました。
で、
依頼があってFIREについての原稿をまとめているんですが、
(※いや、僕自身全然FIREしてないんですけど…)、
折角、色々と調べているので、基本的な考え方をアウトプットしてみようと思います。
良かったら読んでみて下さい。誰かの参考になったら嬉しいです。
ちなみに、書籍も沢山出ていますね。
今流行の「FIRE」とは、
「Financial Independence Retire Early」の頭文字を取った言葉で、経済的自立と早期退職を達成して自由になるといったライフプランや概念の事を指します。
具体的な方法としては、
「25年分の年間支出を貯金して、それを投資に回し4%を取り崩しながら生活する」というモノです。
基本的には、それだけです。
投資の方法は、インデックス投資をオススメするものが多いです。
つまりは、月に25万円、年間に300万円生活費がかかる人は、それの25年分、7500万円を貯める事ができればFIRE達成です。
年間400万円かかる人は、1億円貯めると経済的自立になります。
ん?って思いますよね。
そうですよね、そもそも、1億円なんて貯金できないよって思う人がほとんどだと思います。
まあ、そこで諦めてしまうかもしれませんが、もうちょっと書きますので良かったら読んで下さい。
これ、「FIRE」って言葉が最近出てきただけで、今まで誰しもが言われている「ちゃんと貯金して、投資で運用していきましょうって考え方と同じなんですよね。」
25年分を貯金して、運用し、4%取り崩しながら生活すれば、経済的には困らないって部分が、具体的で新しいってだけなんです。
で、
こういう完全なFIRE、フルFIREって言ったりもしますが、はナカナカ難易度が高いのも事実です。
そこで、
サイドFIREという考え方も紹介します。
こちらは働きながら勤労所得も得つつ、不労所得を得ようという考え方です。不労所得があれば、例えば会社を辞めたり、起業するっていう選択肢が増えますし、こちらの方が現実的なFIREだと思います。
とある本では、
日本人にとって再現性が高いのはこちらと書いてありました。
例えば、月25万円必要な人は、月に15万円好きな仕事で稼いで、残りの10万円を不労所得で得れば、ささやかながらサイドFIREです。
その割合を変えたり、増やしたりしたい人は、それで計算してみて下さい。
完全なFIREと違って、勤労所得もあるので、収入減がひとつに固定されず、リスク回避の意味もあったりします。
月10万円で1年間120万円、それの25年分だと3000万円を貯めることができれば、そんなに無理をして働かなくても大丈夫になるということになります(とはいえ、それでも20年くらいはしっかり貯金をしないといけないという事にはなりますが。貯金大事!)。
ちなみに、
そもそも「FIRE」という考え方が流行った理由は、
「→働きたくないから(今の仕事をしたくないから)」っていうのが大きいんだそうです。
つまりは、好きな仕事だったら、やりたいって思っているワケなんですね。
嫌な仕事をしたくないから、FIREしたいっていう夢物語的な欲求じゃなく、
節約や貯金など出来る事をしながら、無理のない範囲でFIREを目指すってのは、とても素晴らしいい考え方なんじゃないかと思ってnoteに書いてみました。
一口に「FIRE」と言っても、完全なFIRE、節約しつつFIRE、働きながらFIREとか、細分化されるみたいなので、調べてみて自分のライフスタイルにあった方法を検討するのが良いと思います。
僕自身は、
毎日囲碁を打ちたいと思って囲碁インストラクターになってますし、毎日本を読みたいと思ってオンライン古書店を運営していたりします。
好きなことを仕事に出来ているので、仕事をしたくない/行きたくないって思うことはほとんどないです。
(※それで今めちゃくちゃ裕福なら言う事ないんですが!)
60歳になっても、70歳になっても囲碁を教えるって仕事を続けていきたいなと思っているので、目指すならいわゆるサイドFIREなのかなと。
(※そもそも1億円は貯まらないと思いますし)。
20代の頃は、フリーランスの走りでしたし、あればあるだけ使う生活をしてて(反省)、30代に入ってからややマトモになってきました。
このままお金を貯めて、ゆるゆると囲碁打っていきたいなぁと漠然と思っていましたが、ホンの数年前に、結構衝撃的な事が起こったりもしました。
そうです、コロナです。。。
今はどうにかこうにかちょっとずつ戻ってきましたが、収入の8割がなくなった時は、ホント〇ぬんじゃないかと思ったものです。。。
こういう事が、またないとは限りませんし、
節約して、お金を貯めて、経済的自由を目指すって「FIRE」の考え方は、しっくりきているので、まあ、出来る事をしながら、頑張っていこうかなと思っています。
今、実はお金を借りて、岩手に家を買うなんて話も出てまして、なおさら資産運用についても考えさせられたりもしました。
囲碁界の若手の棋士の人とかね、話をすると全然考えてないと言いますか、そもそも知らないって人がほとんどだなと感じています。
そりゃそうですよね、小学生や中学生から囲碁だけに集中してたからこそプロになれたって部分はあるんでしょうし。
誰か教えてあげればいいのにって思ったりしますが、そういう教育の制度(?)はないワケです。
この前、たまたま会った若手には、僕は20代にこうやって苦労したから、貯金して経済的自立を目指した方がいいよなんて伝えたりしましたが、?マークの顔でした。
まあ、確かに囲碁を強くなるの先決ですしね!
このnoteに書くことで、ちょっとでも意識がそちらに向いたり、少しは役に立ったら良いなと思ったりもします。
囲碁ってサイドFIREには向いていると思うんですよね。だって、好きな事、囲碁を打って生活したいって思う人(多分)多いじゃないですか。
ゲームして生活したいとか、そういうのと一緒ですからね。
だからって、定年後に退職金をはたいて碁会所経営なんて話ではなくて、スモールビジネスから、ちょっと生活の足しになるような勤労所得を得るのが良いと思うワケです。
前に「小さな囲碁教室を100個作る」ってのを目標にすると書きましたが、「小さな囲碁コミュニティを100個作る」ってのも同じだと思うんですよね。
囲碁を教えたいって人が増えれば、囲碁界にとってもプラスだと考えているので、具体的にどうすればいいのかって情報も発信していこうと思います。
本日も、読んで頂き、ありがとうございました!!
サポートありがとうございます。コロナの影響もあり、今囲碁界はどんどん縮小していっています。どうにかしたいと思っている方は多いと思います。まずは小さな一歩から、囲碁の本を買ったり、近くの囲碁サロンに行ってみたり、周りに囲碁を教えてみて下さい。サポートは囲碁普及に使わせて頂きます。