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「続・村上春樹ライブラリーの話」

こんばんは。

IGOcompany-Uです。

囲碁をビジネスに起業して「宇佐美囲碁教室」っていう教室を運営したり、フリーランスのライターとして活動しています。

普段、こちらのnoteでは囲碁関係の事を(そうでない時も多いですけど)、ツラツラと書いたりしているんですが、

昨日は早稲田大学にあります「村上春樹記念館に行ってきます!」って記事を載せまして、今日はその続きを。

※ちなみに、正式には「村上春樹ライブラリー」みたいです。

写真を多めでお届けします。

ちなみに、記事に使っているTシャツの写真は、分かる人にはわかる、有名なイラスト。

早稲田といえば大隈講堂ですよね。これを見る度に、何故か島耕作を思い出したりします。

早稲田は校舎が立派で歴史と言いますか、文化的な凄さ、懐の大きさみたいなのを感じました。

学生時代は、早稲田の音楽サークルの人達と仲が良くて、何度も行った事があったりします。今もあるのか分からないですけど、文化祭の時に大御所のバンドを呼んだりしてて、ライヴを無料で観る事が出来たので凄い嬉しかったですね。

国際文学館村上春樹ライブラリーが正式名称みたいです。

事前予約の列に並んでいると、その横で当日の人も受け付けてました。予約なしでも、ある程度の人は入れるようです。

この曲線のアーチを何度もニュースで見てたので、おお、ここかぁって思ったり。凄い素敵な空間でした。

階段の両脇に沢山の本がありまして、スタッフの人に訊いたら、(もちろん)村上春樹さんの著書もありますが、あとはその世界観に合わせて蔵書を揃えているとの事です。

読書は自由、右側の階段は登り専用で、そこに座って本を読むこともできます。ちなみに、右側の階段を下ったりしようとすると軽く注意されます。

ホント、色々と興味深い本が並んでました。僕の予約の時間は13時40分~15時10分の回なんですけど、全然時間が足りませんでしたね。

公共の図書館って、たくさんの人が利用する性質上まんべんなく書籍を揃えていると思いますが、こういう風に、ちょっとテーマを絞って揃えるような形って良いなと感じました。

村上春樹さんといえば、安西水丸先生。

読みたい本が多くて、個人的に興味深いのは接写してしまったんですが、ほんとうはあまり好ましくないようなこと言ってました。
それと本の中身を撮るのはNGとの事です。

風の歌を聴けシリーズのマスコット的な何か(名前あるんですかね?)。

作品の年表。翻訳で読んでないのはいくつかありましたが、おそらく9割くらいは読んでいると思います。

年代順に著作が並んでました。

村上春樹さんといえばジャズ、オーディオルームはこんな感じ。

その横で「漫画で読む村上春樹バンドデシネ」を手に取ってみました。タイの作家さんの作品のようです。

もはや、言うまでもない、羊男。

それぞれの本の装丁が美しくて、もう美術館でアートを見ている気分でしたね。これだけ並ぶと圧巻です。

ふと見かけたら、僕の好きな近藤聡乃さんが表紙を書いている雑誌が。「A子さんの恋人」や「ニューヨークで考え中」を描いている作家さんです。

隣では特別展示も。こちらは写真撮影NGだったので、これだけで。

村上春樹ライブラリーは、基本的には写真撮影OKで、それもなんか良い感じだなと思ったりもしました。利用者のマナーが良ければ、こういう空気感が続くんじゃないかと思うので、このままの運営方針でいて欲しいなと思ったり。

それと、村上春樹さんの何が凄いって、その著作物の多さだと思います。「継続は力なり」って言いますけど、その凄さをありありと感じました。
(僕もコツコツ頑張ろう…)。

あぁ、本当に良い一日だったなぁって満足感でいっぱいで、とてもとても好きな場所になりました。また近々、是非ぜひ行きたいと思います。


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