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「視覚優位」と「囲碁アート」について考えたこと
どうも囲碁アートの関です!
12月21日(土)午前10:00~
「アート de いごワーク」
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東京都小平市で、囲碁のワークショップ「アートdeいごワーク」を企画しました!
— 囲碁アートの関です@マステを売る人 (@chitokunn) November 16, 2024
作業療法士・公認心理師・ピンクのくまの稲毛あやこさんと協力して、囲碁と囲碁アートで日常がさらに豊かになるような会にしたいと思います。
ゆるーくね
12月21日の午前にやります、お近くの方はぜひ! pic.twitter.com/4XvjglaEST
いま住んでいる町で知り合った
作業療法士・公認心理師の稲毛あやこさん
とワークショップを企画しました。
翔和学園さんでの囲碁アート授業や、大人向けの教室でも日々感じていますが、
囲碁じたいがとても守備範囲の広いもので、さまざまな人のさまざまなところを刺激しています。
ゲームとして勝ちと負けを味わい、
パズル的に答えを導きだし、
ルールやマナーにもとづいて人と関わる場・・・
「囲碁アート」を通じてそのお手伝いをさせていただいてますが
今回、稲毛さんとお話しする中で
「視覚優位」というワードを意識するようになりました。
視覚優位は、目で取り入れた情報を処理するのが得意、という認知特性の一つ。
囲碁をどのように人に教えるか、あるいは見てもらうか、知ってもらうか・・・みたいなことを考えるとき
囲碁いうものは、まず「碁盤、その上の石」があり、
囲碁アートは、絵であったり文字だったりして、ある形になっている。
そんな形先行な囲碁アートだからこそできる、「囲碁」そのものへのアクセスの仕方を、工夫していきたいと思っています。
今回はその一部をご紹介。
たとえばこちらのソフトクリーム
並べて囲碁で遊べる13路の作品なのですが
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クリームが垂れる動きから、
「石を取れる」
という動きを見ることができますし、
さらにルールを覚えれば
「黒の陣地に白が侵入する」
という重要な動きも見えてくるかも。
絵の意味や映像により囲碁のいい手を伝えている
という点がお気に入り。
あと、最近作った、さらにシンプルにしたもの
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これはショートケーキで
黒石はいちごなんですけども
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白1で、黒6つを取ると、いちごを食べた感じになります。
石を取るのって、食べるのと似てません?ボリボリ。
これは引き分けになる囲碁ではなくて(白圧勝)、「石取り」だけにフォーカスしたものです。
ルールのイントロダクションにいいかも。
視覚はもちろんのこと、これらは触って並べ、お話をして耳で聞いて、石を取って味わう・・・(本当に食べちゃダメ)こともできます。
あなたの感覚ぜんぶ総動員して、囲碁をしてみましょうという会なのでした!
空席まだまだございますので、お近くの方はぜひ♪