【無駄話】お弁当屋さんのチラシで幸せに!

先日、とんでもないことをしてしまいました。

やっちゃあ、いけない。
手を出すんじゃない。
自分の立場を考えろ。
お前はそんな身分じゃないんだ。

と、自分に言い聞かせたんですが、
どうにもこうにも止められませんでした。

あぁ〜、何ということを。

信仰心はないけど、お許しください神さま、
と言わずにはおれません。

「大、大関さん弁当1つ!」

と、言ってしまいました。

640円もするんです。たった1個ですよ。

当たり前や!

しかも、私はこれだけでは足りないので、
ラーメンも一緒に食べたりします。

贅沢過ぎるやん!

あかん、心が弱過ぎる。

こんなことじゃ、
貧乏を生き抜くことなんか、でけへん。

老後まで、もたへんやん!
どうすんの?

あぁ〜、のり弁にしとけば良かった。

せめて、和風じゃこのり弁当にしとけば、
430円で済んだのに。

うわぁ〜、しばらく貧乏が続くわ。

もう何年も続いてるでしょ?

おやぁ〜、おかしいぞぉ〜。

貧乏で、脳がやられたみたいだ。

元からや!

えっ、そうなの?
知らんかった。

しかしまぁ、お弁当屋さんのチラシを見ていると、
幸せな気分になれます。

ひとつひとつ食べているところを想像していると、
マッチ売りの少女のように、
心がぽかぽかしてきます。

あぁ〜、温か〜い。
このまま私は、天国へ……。

あかんやん!

このメンチカツは、ザクッと歯の食感を楽しむと、
中からジュンワァ〜と出てきた肉汁が
口の中に広がり、
舌のまわりを旨味脂で包んでくれるようです。

ヒレカツは、サクッと噛み締めると、
余分な脂をそぎ落とした
豚肉の旨味だけを味わうことができ、
その後にとろみのあるソースと絡み合って、
白いご飯を欲する、奥深い味となっています。

幸せの妄想は、止まることを知りません。

あっ、カラマヨ丼!

唐揚げとマヨネーズという、禁断のコラボ。

他に何がいるの?
と、堂々とした自己主張をする、チキン南蛮弁当。

最強のタッグは、
のり弁当に唐揚げが入った、のり・カラ弁当。

こんな組み合わせを作ってもいいのか。

あぁ〜、私はなんて幸せな国に生まれたのか。

お金持ちになったら、毎日ほか弁を買ってやろう。
チラシを制覇してやろう。

その日まで、のり弁で耐えるんだ。

平和か!

よろしければサポートをお願いします!頂いたサポートは、取材活動に使わせていただきます。