テレビ局がないことのデメリット【local】

私の暮らす茨城県は、日本で唯一「テレビ局のない」県。しかし東京キー局はすべて視聴できるので特に不便はありません。生活する上では。

『メディアの主流はもうweb、テレビはとっくに古い』

という意見も一面では正論です。しかし「地元にテレビ局がある環境」を経験してこなかったことでの文化や産業、住民マインドといったところでの格差は非常に大きく感じます。
今回の記事ではそれについて少し掘り下げて記述したいと思います。

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・情報の伝達速度の遅さ、波及拡大の狭さ

ローカル局は地元に向けての情報提供が主な目的ですが、茨城県では地元の情報はテレビ以外の手段を用いなくてはなりません。それに加えてテレビ局同士のネットワークを通じての他府県への情報拡大も本県ではありません。話題を共有してくれる相手がいないのですから印象が薄くなりがちです。
地域ブランド調査で最下位周辺の常連でいるのも、「テレビ局がなくても困らない環境」に慣れてしまったことに遠因があります。

・タレント(芸能と才能)が育たない