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私が使わないコトバ 【style】

意識して避けている言葉がある。
ひとつは「関係性」。もうひとつは「世界観」

「関係性」は比較的新しい表現? いや50年100年前から使われているなら申し訳ない。しかし、関係性という言葉が使われる文脈(会話)の流れを追ってみると

「関係」だけで十分通じる

「性」を付け加えることで何かしらの強調を意図するところがあるようにも思えるのだが、「関係」だけでも通じるのだから、私は必要性を感じていない


もうひとつの「世界観」。
比較的若い世代が好んで使う。特にSNS。自身の推すアーティスト、ミュージシャン、友人、時には何かの店にも。それらに対するリスペクトの中に現れるようだ。

かなり大きな表現で、文章全体の中では突出した印象を受ける。もちろん「世界観」という言葉を使って表現すべきところであればいいのだが、概ね「発想(力)」とか「表現力」とか平易な言葉に置き換えが可能だ。店なら「品揃え」で済むような。

まあそれも好みだ。私好みの表現ではないことは確かだが、それこそ文章に落とし込む作業の世界観の違いというものだろう。

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