ROI ~資本主義社会で楽しく生き抜くコツとは”成長率”~

ROIに見る

成長度に沿って幸福を厚く纏っていく自分育成ゲーム

それこそが楽しい人生であると筆者は思う。

少しずつ噛み砕いていこう。

いくら儲かったか?
ではなく
いくら成長できたか?
を測っていく

ROIとは


ROIというのは Return on Investment の略語で
「投資回収率」である。

それが「金融的投資」の場合、
例えば手持ちの100万円を110万円にしたら 

「110%のROI」

ということである。

資本主義社会というのは

お金を持っている人間のほうがお金を稼ぎやすくなっているシステムのこと


例えば「うちに預けてくれれば1年で1%あなたの資産を増やしますよ」というファンドに預けると

1年という同じ期間で

元手が
100億ならば1億
100万ならば1万

を稼ぎ出せるという 公平であり、不平等なゲーム である。

「トマ・ピケティ」「資本論」「r<n」
と検索していただければ、すぐに21世紀の経済合理性を嫌でも突きつけられるだろう。


つまり、最初の手持ち資本の大小によって投資回収「額」に大きな差がついてくるため

はじまりの森にて、初期ステータスの所持ゴールド数でゲーム難易度が変わってくる ということだ。

そんな1億を稼ぐために、全く同じ努力をして

30年を使う人間 と
1年で済む人間 がいる

という不条理な世界で

お金を稼ぐためだけに人生の熱量をたくさん注いだり、金持ちにジェラシーを感じたり、マイナスな感情をつくることはそもそもナンセンスだと思わないか?

生まれつき足が速い人間は決まっている。いつまでうらやむのか?




不平等であり、公平である


しかし前述したとおり

「不平等であるが、公平である」

その公平性の中で幸福の最大化を考えたほうが、生産的な有限の時間の使い方であるはずだろう。

なので

ROI(ある期限の中で、100万円あたりいくら稼げたというパーセンテージ)を伸ばし、
その伸びたパーセンテージに応じて、成長した分だけ充実感を得ていくゲームというマインドセットを身に着け、

現在の自分に掛けられうるレバレッジの最大化に焦点を合わせて

楽しい投資&成長生活を送っていくべきだ。

最初から

月収100万円の暮らしをし、1年後も月収100万円の人間より
(成長率、0%)
月収30万円の暮らしから、1年後に月収を35万円に
(成長率、1.16%)

に上げていくほうが幸福感は高いと思うのだ。

一年前の自分の投資回収「率」と
一年後の投資回収「率」

は大きく変えることができ、その成長率こそ幸福度の大きな一側面だと筆者は考える。


幸福とは

その関数でいえば経済分野だけではなく、人生の様々なジャンルでこの物差しが適用され、人の時間を充実に膨らませることが出来るだろう。

仕事のKPI速度や、自分が組織に与えた営業利益の指数でも
嫁から1日に言われる「ありがとうの数」でも
なんでもよいが
定量的に測った成長度をそのまま幸福度にスライドさせて、

「この不平等な世界の自分育成ゲームを超たのしんじゃったらいいんじゃないの」

というところで、筆を置く。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?