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山形県内事業所がカーボンニュートラル達成(Scope1、Scope2)🌳🌎

こんにちは、営業企画室の海野です。
最近、豆苗にはまっております。豆苗は、根の部分を長めに残してカットすれば、2~3回新しい葉が生えてくるらしいので、カットして水に浸けてみました。その結果がこちら⇩

伸びすぎぃ~!!!

とっても伸びました。毎日、すくすく育つのが嬉しくて、なかなか切れずにここまで伸びてしまいました。先日、とうとうカットし、もう1回生えることを願って、また水に浸してます。

この通り、豆苗はとってもエコな食材なので、ぜひ皆さんも育ててみてくださいね🌳


さて、今回は会社の取り組み紹介ということで、アイジーの山形県内事業所がカーボンニュートラルを達成(Scope1、Scope2)したことを解説していきます!

➀世界と日本の気候変動

テレビやネットニュースなどで見聞きしている方も多いかと思いますが、近年、世界各国で異常気象が多発しており、気候変動が世界中で深刻化しています。

2022年度世界の主な異常気象(出典:気象庁)

異常気象多発の要因には、温室効果ガスの増加が関係していて、温室効果ガスが年々増加していることは、下記のグラフからも読み取れるかと思います。

世界の温室効果ガス排出量推移(出典:環境省)

異常気象は日本においても例外ではなく、2023年の夏は、ここ125年でもっとも暑い夏でした。この異常気象は農業や水産業にも深刻な影響をあたえており、皆さんの生活にも影響してきていることを、実感している方も少なくないのではないかと思います。

出典:NHK WEB

➁気候変動への取り組み

そのような中で、2020年に日本政府は2050年カーボンニュートラルを目指すことの宣言がありましたが、我々、地方メーカーでも気候変動対策への取り組みは重要な責務と考え、ちょうど1年前の2023年1月に「IG-CN2050宣言」(アイジーカーボンニュートラル2050宣言)を発表し、専門部署の「カーボンニュートラル推進室」を立ち上げて、本格的に取り組みをスタートしました。

③カーボンニュートラルとは?

ところで、カーボンニュートラルとはどのようなことを意味するのか、改めて説明します。

カーボンニュートラルとは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」と「吸収量」を「均衡させること」を意味します。

温室効果ガスの「排出量」 から、植林、森林管理などによる温室効果ガスの「吸収量」を差し引いて、その合計を実質的にゼロにすること、つまり「排出量」と「吸収量」が中立(ニュートラル)な状態にすることです。

出典:環境省 脱炭素ポータル

④IG-CN2050宣言

IG-CN2050宣言は、Scope1、Scope2の二酸化炭素排出量を、2030年度までに2019年度比で30%削減、2050年までにネットゼロを目指すという宣言の内容です。

「Scope1」って何?と思う方もいると思うので、簡単に補足しますが、二酸化炭素排出削減の考え方として、サプライチェーン全体を対象とした「サプライチェーン排出量」削減の範囲として注目されており、大きく3つに区分されています。

Scope1は、事業者自らの燃料の燃焼や製造過程による排出
Scope2は、他社から供給された電気・熱などのエネルギー使用に伴う排出
Scope3は、Scope1、2以外の二酸化炭素排出

今回、我々のような地方メーカーでも出来ることを今すぐ実行することが責務と判断し、Scope1、Scope2の削減を進めました。

⑤アイジーの取り組み

具体的には、カーボンニュートラルLPGへの切替えや、東北由来J-クレジットを購入してガソリン・軽油・灯油の当社使用分をオフセットすることで、山形県内事業所のScope1の二酸化炭素排出量を全量オフセットしました。

さらに、山形県内事業所で使用する電力を、地元の再生可能エネルギー「やまがた水力プレミアム」に切り替えることで、Scope2の二酸化炭素排出量を全量削減しました。

アイジーでは全国に事業所がありますが、全体の二酸化炭素排出量のうち、8割は山形県内の事業所で占めています。

今回、山形県内の事業所でカーボンニュートラルを達成したことで、製造工場が山形にあるアイジーサイディングとアイジールーフが、2024年1月より、カーボンフリー商品として供給を開始しました。

J-クレジット活用による実質カーボンフリー (対象範囲 Scope1、Scope2)

建材業界でカーボンニュートラルを達成したことを発表しているのは、アイジーのみ(当社調べ)ですので、業界に先駆けてカーボンニュートラルを達成できたことになります!

⑥今後の取り組み

今後は、当初IG-CN2050宣言で掲げていた目標を前倒ししていき、山形県外事業所もカーボンニュートラルへの取り組みをすすめて、2025年までにScope1、Scope2の全社カーボンニュートラル達成を目指します。

さらに、省エネ活動の継続や再生可能エネルギー導入を進め、J-クレジット活用によるカーボンオフセットの割合を最小限にする取り組みを続けていくだけでなく、未達成部分のScope3の二酸化炭素削減にも取り組んでいきますので、引き続きご注目いただければと思います。


今回紹介させていただいた内容はYouTubeにもアップしていますので、ぜひご覧ください♪

担当:海野

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