弾発股をご存知ですか?
・長時間歩くと股関節が痛い
・立ち上がりの時に股関節に痛みが出る
・股関節が『ポキポキ』音がする
このような症状に身に覚えがある方は弾発股の可能性があります。
◎弾発股の原因
弾発股は股関節音がなり鳴りますが、外側で音がなる場合と内側でなる場合があり原因が違ってきます。
・外側タイプ
股関節の外側から音が鳴るタイプで、外側なので手で触れられる大腿骨の大転子辺りから音が出ます。痛みを感じる場合もあります。
弾発股の大半は外側型であることが多位です。
大転子の上を筋肉や腱が通過する際に、出っ張りに引っかかってしまうことで発症します。
大転子は皮下に骨があることから、骨や筋肉などの摩擦が生じやすくなっていて、発症することも多くなります。
・内側タイプ
内側タイプは股関節の内側あたりで音や違和感を感じるので、手で股関節周辺の骨を触ってみても音を感じられないことが特徴です。
股関節に伸びている腸骨筋が引っ掛かることで発症します。
外型タイプに比べると内側タイプが発症するケースは少ないです。
股関節の曲げ伸ばしで痛みを感じ、ガニ股のような形状にすると痛みが緩和されます。
◎弾発股を引き起こす原因はいくつか存在します。
・『身体の歪み』
骨盤や股関節は身体を支える大切な部分。
その骨盤や股関節は悪い姿勢や癖などで歪んでしまうことがあります。
歪んでしまうと、身体のバランスが崩れてしまい、その状態で筋肉が固まって靭帯や腱が引っかかりやすくなってしまいます。
・『疲労』
股関節付近には外側に大転子と呼ばれる骨があって、その上には筋肉や腱が通っています。
大転子と筋肉・腱の間には動作をスムーズにするための滑液包というものが
あるのですが、スポーツなどで筋肉を酷使してしまうと、滑液包が炎症が起こしてしまうことがあります。
その炎症箇所に筋肉や腱が引っかかることで、弾発股が生じるのです。
・『股関節の酷使』
無理な長時間走やポーズをとったりしてしまうと、股関節に大きな負荷をかけてしまい、弾発股になってしまう可能性があります。
・『筋力低下』
股関節周辺の筋力が低下してくると股関節のバランスが不安定になって、やがて歪みが生じて弾発股に繋がってしまいます。
適度な運動を行い、筋力を維持することを心がけましょう!
◎弾発股の改善・予防策
・筋肉チューニングで筋肉の張り付きを改善する。
筋肉を緩めて本来の柔らかさに戻すことも改善の一つの方法です。
・姿勢を正す
身体のゆがみは骨盤の位置や股関節の位置のゆがみの元であり、日頃からゆがみを蓄積させないように意識をする必要があります。
正しい姿勢を意識し、頬杖や片側に重心を置くなどの習慣も注意をしましょう。
ゆがみは蓄積されることで、徐々に身体全体のゆがみを引き起こします。
シニアセラピスト 堂込 筋肉チューニング整体院UROOM目黒白金
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