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いよいよ10月1日からGo To トラベル「東京除外」が解除へ

報道によれば、10月1日から「Go To トラベル」の東京除外が解除されることになった。

旅行する機会の多い東京都民の私にとって、「Go To トラベル」が東京だけ除外されていることは不自然なことだと感じていた。多摩川を渡った先の神奈川県に住んでいる人は35%の割引が受けられるのに対して、東京都民は対象外になってしまうというのも不可解で、県で分けることにいったい何の意味があるのか。「Go To トラベルを使って安く旅行してきましたー」と言っている神奈川・千葉・埼玉県民たちの様子を指をくわえながら見ていた約2カ月であった。

従って、Go To トラベルに東京追加というニュースを聞いて「待ってました!」という気分である。10月1日旅行開始分から対象になるそうなので、おそらく早ければ来週15日以降から旅行予約サイトで東京都民も割引価格で旅行の申し込みが可能になるものと思われる。(※追記・・・Go To トラベル東京関係の旅行の予約は18日正午から販売開始されると発表された。)

一方で「Go toトラベル」に東京を追加した場合、人口の多い東京都民が旅行を開始し人の往来が激しくなるのは間違えない。そのことが感染を広げるのではないかと危惧する声もまだ根強いし、そもそも「Go toトラベル」の制度自体が、旅行をしない人にとっては何のメリットがなく、その予算を医療関係者への支援に使うべきだという批判の声もあることは承知している。

ところで、一口に「旅行者」といっても様々だ。私のような一人(たまに嫁さんと二人)を基本とする旅行者は、旅先でも人と接する機会が少ないため感染リスクは低いるが、あまり旅先でお金を使わないために経済への貢献度は低いとされる。一方で、家族旅行や、大人数でのグループ旅行などは、旅先での人との接触機会も増えるため感染リスクは高まるが、旅先で消費する金額も大きいため経済への貢献度も高い。

しかし「Go toトラベル」が公的な資金で行う以上、「この旅のスタイルは良いけれど、この旅はダメです。こういうタイプの人は旅に行って良いけれど、こういう種類の人はダメです…」ということを厳密に線引きを行うことは難しい。Go To トラベル事務局は、公式ホームページで旅をする際の感染予防策の徹底と、新しい旅のスタイルに関するガイドラインを示しているが、旅のスタイル・人数に応じて補助金を出す・出さないという線引きは行っていないのが実情だ。

「Go toトラベル」の販売サイトを日々チェックしていると、様々な旅行会社があり、多種多様な商品が見受けられる。一人旅の特集をしているものもあれば、コンパニオンを伴った温泉旅館での宴会プランなどを販売しているものもある。いずれも「Go toトラベル」の割引適用商品となっている。【国内・海外】ひとり旅(一人旅)おすすめ旅行・ツアー特集 2020 ひとり旅(一人旅)におすすめの海外旅行・国内旅行・宿泊プランが満載!ひとり旅におすすめの旅行先をランキング形式でご紹介!女 www.knt.co.jp

「感染対策を徹底しながら」「旅をすること(経済活動を行っていく)」という両輪で進めていくためにはどうすればよいか。旅人の私は常にそれを考えながら旅をしているつもりである。いままで旅を控えてきた人も、これをきっかけにそろそろ動きだしてもいいのではないだろうか。10月1日から東京都の追加と、地域共通クーポンの利用も開始されいよいよ50%の補助という「Go toトラベル」が本来の姿に戻ります。私はこの制度大いに使わせてもらいたいと思う。


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