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ストロングスタイルって何だろうと自分なりに考えてみた

ある日コメントを頂いたことがあった

「新日の一番の暗黒期って今だと思います。学芸会ののような試合ばかりで見ていられません。改革出来る人いないかなあ。」

それはなぜか聞くと
「ストロングスタイルがないから」

じゃああなたの考えるストロングスタイルは何なのか?
「リングの上で『闘い』をしてるか否か。そしてそのための技術とフィジカルを研ぎ澄ます努力をしているか否か。」

だが、猪木が棚橋弘至と対談した際に「ストロングスタイルっていうのは誰かが言い出したことでね。オレにはわからねえな」と言い出していることから、ストロングスタイルって何なのかというと、調べてみたら「自分の感情(怒り)」をレスリングの中で表現するスタイル。アントニオ猪木が提唱し、おもに新日本プロレスを中心に継承されている」とされていることから、ストロングスタイル=猪木イズム=新日イズムであって、猪木にしてみれば”プロレスでは、そんなもの当り前じゃねえか”と言っていたと思う。

新日本プロレスを否定するプロレスファンからしてみれば「ストロングスタイル」という言葉は便利なもので、新日本プロレスを否定するならストロングスタイルを出せばいいわけだから、自分からしてみれば猪木イズムがそんな安っぽいものなのかと思いたくもなり、猪木の考えていたことが”人によってこう捻じ曲げられるだ”と考えてしまうし、こうやって人が争うんだなと思ったりする。

結局ストロングスタイルって何なのかというと、誰もわかってない、猪木がそう答えても捻じ曲げられてかき消され、自分らでわからなくしているのかもしれない。

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