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伊賀プロレス通信 note版

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伊賀プロレス通信のnote版、普段のHPの更新と違って思ったことを書きます
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2024年5月の記事一覧

ALL TOGETHERと全日本プロレス

6月15日北海きたえーるで開催される『ALL TOGETHER in SAPPORO ~能登半島復興支援チャリティ大会~』の全カードが発表された。 5月6日、日本武道館で開催された時は6団体が参加したが、きたえーる大会は同日に大会があるDRAGON GATEが外れたため、1団体減って5団体、おまけに全日本プロレスが当日オフにもかかわらず不参加となった。

¥200〜
割引あり

8年越しの決着

NOAH5月22日、後楽園ホール大会「ONE NIGHT DREAM2」で拳王が鈴木みのると対戦、拳王がPFSで3カウントを奪い、8年越しでNOAHvs鈴木軍の戦いに決着をつけた。 2015年、NOAHに鈴木軍(鈴木みのる、タイチ、エル・デスペラード、飯塚高史、TAKAみちのく、ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr、シェルトン・ベンジャミン)が新日本プロレスから参戦、鈴木軍は瞬く間にNOAHを席巻し、GHCの全タイトルを独占、NOAHを焼け野原にした。 敗走を続

マリーゴールドが打ち出した”激しい、ど真ん中プロレス”、そしてスターダムは真逆を突き進む

ロッシー小川代表の新団体「マリーゴールド」が後楽園ホールで旗揚げ、激しいプロレスをコンセプトにしたこともあり、善悪の概念やスターダムの華麗さを省き、真っ向からぶつかり合い、いわゆる”ど真ん中プロレス”スタイルを打ち出したことで、館内は大盛況となって、旗揚げ戦も大成功を収めた。昨日の話題は初来日のポジラが主役をかっさらったといっても過言ではなく、Sareeeのリードもあって、怪物的パワーでジュリアや林下詩美を圧倒していていた。 7月13日には両国国技館に進出することも決定して

メディアを利用して大きくなったWWE

CyberFightの新体制が発表され、これまで社長だった髙木三四郎がDDTの運営に専念するため副社長に退き、親会社であるサイバーエージェントの執行役員副社長である岡本保朗氏が就任した。 岡本新社長は就任にあたってWWEとNOAHとの関係強化を掲げた これまでWWEと日本マットと繋がりは、ほとんどなく、昨年2023年1月1日のNOAH武道館に中邑真輔が参戦した程度だが、これがきっかけになったのか、J-SPORTSが撤退して中断となっていたWWEの中継がABEMAで再開され

¥200〜
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全日本プロレスとNWA

全日本プロレス、5月29日、NWA世界ヘビー級王者のイーサン・カーター三世が参戦し、NWA世界ヘビー級選手権が約35年ぶりに全日本プロレスのリングで開催されることになった。 NWAはアメリカ合衆国のプロレスプロモート連盟、つまり数人のプロモーター達が集まって結成され、会員はアメリカだけでなく、日本、メキシコ、オーストラリアまで広がったことで、世界最高峰の組織とされ、NWAの認定する王者も世界最高峰の王者とされた。 全日本プロレスは旗揚げから数か月後に加盟、それ以降は全日本

自問自答①ALL TOGHERはなぜ賛否が出たのか?

=今回のALL TOGHERの感想は? 試合自体は悪くはなかったけど、観客動員が4583人しか集まらなかったのは驚いたとしか言いようがなかった。今回は悪くて8000人か良くて10000人は入るだろうと思っていたし、連休中でまして日本武道館という大きな会場を使ったわけだから =タイチの発言にはファンからの賛否が出ているが

¥200〜
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低調になった理由

「プロレス界全体で集まって、何人入ってんだ今日? そんなんだったら別に無理してやる必要ないんじゃないの? チャリティーだって別の形でできるし」「全団体が来てるんだろ? この結果なんだよ。全員の顔がつぶれるよ、これじゃ。もうちょっと考えろよ。プロレス全体の力がこれか? 新日本プロレス一つでやった方が入ってたんじゃねえのか? ここに関しては俺は分からないけど、また出ろって言われたら出るよ。もうちょっと考えた方がいいよ」 5月6日に日本武道館で 日本プロレスリング連盟発足記念~能

「WRESTLE MAGIC」という奇蹟

NOAH両国大会「WRESTLE MAGIC」が開催されたが、大会では数々の奇蹟、ドラマが見られた。 第3試合では熊野準が登場、熊野は秋山準ら退団した直後の2015年にデビューし、清宮海斗がデビューするまでは、NOAHただ一人の若手として奮闘したが、2020年に目の治療に専念するために無期限休養となり、その後は音沙汰がなかったが、その間に家族を設け、目の手術に踏み切っていた。 熊野の出番は僅かだったが、今回は1日限りの復帰で、本格的な復帰はこれからだという。しかし熊野の元気

無理をすることが美徳という時代ではない

最近こういう一文を目にするようになった 棚橋弘至が新日本プロレスの社長になってからケガや体調不良によって欠場する選手が増えてきているというのだ。 こういう指摘を受ける原因はSANADAと辻陽太が体調不良に欠場しているからだろうが、コロナ渦になってからは、ちょっとした発熱でも会社から休めと言われるケースが増えてきているし、それはプロレス界でも例外ではない。まして最近は転向によって気温の温暖差も激しく、今日暑ければ、翌日になれば寒いなど、極端に変わっている。 ちょっとした発