自分を愛したい

 こんな自分でも愛したい。

 私には自虐癖がある。しかもかなり強く染み付いている。昔はそうでもなかったのだが、いつからか自然と自虐を挟むようになってしまった。

 おそらく、人に嫌われていることに気がついてからだと思う。だから中学から高校にかけてから。その前までは正直自慢したがりの空気読めない最悪な奴だった。そりゃあ嫌われるよって奴だった。だからせめてましになるよう自虐を入れるという技を身につけた。そうすることで多少空気が読めなくても悪い風には見えないから。まあ根本の解決にはなってないが。あ、また自虐。

 だけど最近弊害が出てきた。自虐は悪くは見られないけれど、良くも見られないのだ。むしろ過度な自虐はより印象を悪くするということにやっと気がついた。元々ましにするつもりで始めた自虐が、癖となって残ってしまったせいで、自分で印象を悪くしていたのだ。しかも自虐は言えば言うほどどんどん自分でも本気でそう思い込むようになり、負のスパイラルへと陥る。本当に自分を虐めるようになっていくのだ。

 だから今後は自虐癖をやめようと思う。負のスパイラルから脱却するために。それに昔と今とでは性格も違う。あくまで主観ではあるが、中高生の頃よりは明らかに空気が読める大人になったと思う。だからきっと自虐癖をやめても私は大丈夫。もう自虐というガードを取り外しても生きていけるはずだ。

 そして、自虐癖をやめるためには自分を愛することも必要だと考えた。自分を愛して自信が持てるようになれば、自然と自虐も減るはずだ。今まで散々自分を虐めてきたんだから、そろそろ自分を愛してもいいよね。もうハタチだし。

 といっても強く染み付いたものだからすぐには治せないだろう。焦る必要はないから、ゆっくりゆっくり治していければと思っている。まずは文末の「まあ私は〇〇だが。」をやめるところから。もし今後のnoteで見かけたらどうか教えて欲しい。皆様どうか自虐警察として私を見張っててください、お願いします。今日はここまで。

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