アピールしすぎは気持ち悪い

　露骨な疲れたアピールは今後辞めようと思う。

　今日もテストが一個あった。重めの教科だった。前々から準備はしていたが、結果として私は徹夜する羽目になった。それはみんなも同じだったようで、テスト前はピリついた雰囲気だったが、テスト後は終わって一安心し、どっと疲れが来たような雰囲気であった。

　親友もどうやら同じ感じだったらしい。テスト前は私と同様慌てていたが、テスト後は相当疲れたらしく、まともに歩けないと若干千鳥足になりながら言っていた。私は親友を乗せて車で登下校しているのだが、その車の中でも「もう座るとすぐ寝ちゃうわ。」と言って、帰り道本当に寝ようとしていた。その様子を見て私は思った。露骨すぎね？と。

　確かに疲れているのもわかる。私だって疲れている。だけど、まともに歩けないほどではないし、なんなら眠いのを我慢し車を運転したのだ。同じくらい疲れている人が隣にいるのに、あからさまに自分だけ疲れているアピールをするのは、流石に気持ち悪いと思ってしまった。ドン引きしてしまった。

　疲れている=頑張っている証であるから、認めてもらいたいという気持ちもわかる。私も同じような気持ちを抱くことがあるからわかる。だけど、せめて車に乗せてもらう側なら我慢しようよ。乗せたくなくなるよ。途中で降ろそうかと思うよ。ドライバーの気持ちを考えろよ。なあ親友よ。頼むから、そういうところ配慮してくれ。

　まあ親友がこの文章を読むわけがないし、自分も唯一の親友を失いたくはないから直接は伝えないでおこう。自分も配慮できてない時もあるし、お互い様だ。ならせめて、自分も同じようなことを思われないように、露骨な疲れたアピールはやめようと思う。同じように、遊びや恋愛に関しても。アピールしただけ、自慢しただけ嫌われるから。このことはまた今度気が向いたら書こうと思う。今日はここまで。