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医師3年目で開業して成功する方法を考察

最近医師3年目で美容外科だけでなく、医師3年目で開業する先生が増えていることを知っていますか?

例えば、3年目でPCRクリニックを開業し2年間で12億円稼いだ、たけ内科の竹内先生やお茶の水循環器内科の五十嵐先生はかなり有名ですね。

また、アディーレ法律事務所を創設した石丸幸人弁護士が医師免許を取得し、医師3年目で美容クリニックを開業したことも話題になっています。

ちなみに、私の知り合いでも3年目で開業した先生がいます。

このように、実は3年目で開業するというキャリアはひっそりと広がってきているのです。

3年目で開業を考えている方であれば、上記3人の情報発信はすごく参考になるでしょう。

お茶の水循環器内科 五十嵐先生が出演されているYoutubeはこちら。前編、後半の2本立てです。

たけ内科 竹内先生のYoutubeはこちら。こちらの動画は必見です!

アディーレ法律事務所を創設した石丸幸人先生の記事はこちら。


今回は、医師3年目で開業して成功する方法について考えていきたいと思います。

医師3年目で開業するなら何科がいい?

3年目で開業する方の診療科は、内科もしくは美容皮膚科しかないです。

なぜなら、内科以外の診療科は専門性が高いので、いきなり医師3年目から開業するのはリスクが高いからです。

また、内科は初期研修で6ヶ月以上まわることが義務付けられています。

6ヶ月も内科をまわって真剣に勉強すれば、common diseasesは一人で見ることができるようになるでしょう。

また、地域医療で1ヶ月僻地の診療所に行く機会もあるので、クリニックレベルの診療も経験することができます。

common diseasesを診ることができて、重症な疾患が疑われた時に地域の病院に紹介することさえできれば、内科の開業医の仕事は一通りできると思います。

もう一つの選択肢は、美容皮膚科などの自由診療です。

自由診療には専門医という概念がないので、3年目で開業しても他のクリニックに比べて劣るということがありません。

例えば、少し前に話題になったエクソソームなどは、注射や点滴などのように、投与方法は複数ありますが、いずれも初期研修で学ぶ手技で対応可能です。

ダーマペンなどの施術を導入する際には、院内で勉強会をしたり、スタッフ同士で練習をするなどの研修会を開催することで技術を身につけることができます。

ちなみに、精神科クリニックバイトも3年目からできるバイトとして有名なので、医師3年目に開業できそうなイメージはありますが、最低でも指定医を取るくらいには臨床経験を積んでいた方がいいと思います。

初期研修で精神科はあまり経験できませんし、抗精神病薬の処方経験も乏しいからです。


医師3年目に開業するために必要な準備とは?

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