![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32086167/rectangle_large_type_2_6ff5e2f586a561d1cb41b406446453c9.jpg?width=800)
2020.7.25 水野ギイ(ビレッジマンズストア)生誕祭夜の部@池袋Adm 配信
7月に池袋Admで行われたビレッジマンズストア水野ギイさんお誕生日ライブ、アーカイブで鑑賞終了 久しぶりの客入れライブ、感染対策の徹底ぶりも勿論、歌の一音一音をそっと指でなぞるように大切に紡ぐ横顔に、何よりも歌への、歌う”場”への誠実さが痛いほど現れていて、美しいなんてもんじゃなかった pic.twitter.com/Z9gMlokwwn
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
バンドだとボリューミーでグラマラスなでっかい声が印象的な彼だけれど、アコギ一本だと改めてはちゃめちゃに歌の上手いひとなのだと感じられる しゃくりやよじれ、ヴィブラート、歌い癖のひとつひとつ全部がナマっぽくてひとつたりとも逃したくない気持ちにさせられる
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
いつもの赤いスーツを脱ぎ捨てた姿の映えっぷりも半端じゃない 道中ネックが折れてしまい新しく買い替えたというアコギに貼られた「新品」の貼り紙すらもなんかそういう”架空のロックミュージシャン”のキャラデザみたいでなんかもうずるい 「エモい」って彼を言い表すためにある言葉なんじゃねえかな…
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
冷静な音楽オタク的な目線からだと、いつもの爆音サウンドがない分、ビレッジの楽曲の場合その構成の見事さだとかメロディの美しさだとかを改めて感じられるのがとても楽しかった!カバーもジュリーから尾崎まで見事にツボを突かれて冒頭から終盤までずっと瀕死でした有難うございます(急に感謝)
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
「”こないで”ぐらいのニュアンスで止めたのに」ついてきちゃったみつるさんやあだむ店長のバクシン渉さんとのセッションも最高 軽妙なトークと見事なハモリ、眼福の耳バージョン…耳福…?(?)
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
やはり親しみの深い場所だからか、ギイ様も段々リラックスされてきてお口がお悪くなっていくのも良きでした
「ここに来るまでの間、自分が何者でもないように思えてとても恥ずかしかった」「マスクでみんなの顔が隠れていると楽しんでくれているかどうかもわからないと思っていた」MCで言葉を選びながら話すギイ様の様子に、ああ、あの最強の無観客ライブも、きっと不安でいっぱいだったんだろうな、と思った
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
牙を抜かれた獣は捕らえられ、歌を忘れたカナリアは殺される あの日の東京は感染者数がまた少しずつ増えている真っ只中で、この公演もきっと一か八かの賭けだったのだろう 「やりたい事が全部できなくなった、今年をやり直したいと思う事すらある」と素直すぎる程の心情を吐露する姿は痛々しくもあった
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
みんながそう思っている、僕だけじゃない、なんなら僕が会いたくて仕方ない、憧れている彼等の方がきっと強くそう思っている 当たり前なのに、目先の不安で忘れてしまいそうだった大事な事を思い出す事が出来た ステージライトを弾くギイ様の瞳が何よりも美しかった
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
「おれは自分が歌が上手く歌えなかろうと、歌詞を忘れようと、コードが飛ぼうとどうでも良くて、でも君がつまんなそうにしていたなら、そのライブは失敗だと思う」「みんながいてくれたから、こういう場に立つ事が出来る存在だと認められたと感じられた。誰かに認められないと成り立たない職業だから」
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
「君達も、こういう世の中で、自分が何者でもないと感じてしまった時は、おれの目の前にいられるのは君しかいないという確固たる自信がおれにはあるので、ここにいる限り君が何者でもないという事はないので、安心してください」
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
僕は先に「”エモい”と言う言葉は彼のためにあるんじゃないか」と書いたけれど、それは彼の強く美しい言葉選び(歌詞、MC含め)にも感じている事で、でもそのエモさは決して目先の綺麗な言葉を選んで摘まんでいるのではなく、徹底した哲学や弱い姿まで曝け出す強さ故のものなのだろうな、と思っている
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
誰しもの人生は物語だというのが僕の持論だけれど、彼の持つ物語は彼本人が思っている以上に”物語”で、メンバーも、僕達も、みんながそのはっきりとは目には見えない”物語”に惹かれているのじゃないかな、と思いました
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
クソ重感情ばかり綴りましたが、あだむのあの可愛い垂れ幕に囲まれたギイ様、ちょっと何度か笑いそうになってしまった事は懺悔しておきます…ギイ様舐めのウサギさんめちゃめちゃ面白かった あと飾ってあるお花が完全に祭壇だった もう神じゃん 偶像崇拝だよ
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
ビール缶すっ倒して舌ペロってするギイ様もチャーミングでしたね…あと仕立ての良さそうなネイビーの背広の袖口で惜しげも無く大量の汗を拭って下唇舐める流れるような所作も色っペえでした(IQ2)
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
ネイビーのセットアップ姿でソックスとギターピックだけが赤だったの、なんかめちゃめちゃグッときちゃった
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
ライブハウスで聴くアコギの『正しい夜明け』、泣いてるような、笑っているようなあの不思議な響きのある歌声、笑顔、すべてに感謝しかない 有難うございました、お誕生日おめでとうございます…(もうひと月経った)
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
やっと8月を迎えられた気分 ウェルカム、夏…!(?)
— イガラシ@偏光レコード (@igaigausagi) August 7, 2020
かねてより構想しておりました本やZINEの制作、そして日々のおやつ代などに活かしたいと思います。ライターとしてのお仕事の依頼などもTwitterのDMより頂けますと、光の魔法であなたを照らします。 →https://twitter.com/igaigausagi