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心眼力をなぜつけたいのか? vol.194

営業に続いて、心眼力を鍛えます。

心眼力は心の眼で見る力と書きますが、いったいどのような力になるのでしょうか。

物質的な価値である、お金や地位、権力を見るのではなく、本質的な部分である行動目的や社会に存在する意義、相手の深いところを見るのが心眼力なのです。

心眼力を鍛えれば、いい人脈に出会える、悪い人に騙されない、相手が何を求めているのかが見える、社会の中で何が問題で何が必要なのかが見えてくる、さまざまなメリットがあり、人生をよりよく生きていくためにも最重要な心構えです。

相手を観る前にまず自分を観る

自分を見つめ直す

心眼力を鍛える前に、まず自分がどの程度自分を理解しているのかを考える必要があります。

自分が自分自身のことを理解していなければ、全てがブレてしまいます。

本末転倒ともいう通り、大本が崩れれば、当然その先端部分まで総崩れしてしまいます。

自分を知って50%、相手を知って50%、両方知って100%

自分を知ることは相手を知ることと同じくらい、いやそれ以上に大事なことなのです。

フラクタル構造のように、自分の問題が相手の問題でもあり、社会の問題でもあるからです。

日々、このようなことをどれほど意識していますでしょうか。

情熱や直感で人を見るのも大切ですが、そこに経験や苦労、忍耐や歴史がなければただの愚か者になってしまいます。

だから、意識して学び続け、自分の背景を背負って心眼力を突き抜けていかすのです。

やりたいではなく、どうありたいか

雄大な自分

そして、自分を見続けていけば自分のやりたいことが見えてきます。

自分が見えたときには、一歩引いてみることも大事です。

自分のwantが、相手にとってもwantなのか、そして社会にとってもwantなのかを見極めます。

まさにメタ認知です。

見えてきたものが真に自分の芯に近いものなのか。

そこを見続けているか、どうかで大きく変わります。

やりたいことをひたすらリスト化して、最終的にやりたいことがやらなくてはならないことになってしまった経験はないでしょうか。

自分だけにベクトルが向いてしまうと、自己保存に走ってしまいます。

テニスの試合においても、負けた子の話を聞くと自分のフォームやミスの話しかしなくなるのです。

ですから、そんなときにはまずそんな自分を認めてあげましょう。

やりたいでいっぱいになっているのも自分の一部です。

そこを知れたことで、使命天命に焦点を変えて考えられるようになるのです。

なぜ、心眼力を磨きたいのか

広島市の風景

結局のところは、今回の学びではここに行き着くでしょう。

なぜ心眼力を鍛えていきたいのか。

私は、決断力がないことが最近の悩みです。

何かをしたい、やろうと思っても、そこに辿り着くまでの決断力が足りないのです。

当然、仲間に頼りそこを乗り越えられることもありますが、自分自身で乗り越えられる力があればなおいいことでしょう。

決断力が足りない悩みの根底にあるのは人との関わりでした。

自分以外の人との繋がりです。

決断をして行動をすればより多くの人と付き合うことになり、自分の時間も労力も割いてしまうと自然に決めつけていたのです。

まだまだラテラルシンキングが足りません。

でも、だからこそ今回心眼力を学ぶ機会に巡り会うことができたのです。

ここ最近学んでいる営業を生かして数人に声をかけました。

普段はそんなことをしないのに、その数人にできたのは、この人には絶対に必要な学びであるし、この学びを楽しんでくれると、自分の中の直感とも違う『行けーーーー』という信念に従ったからこそです。

結果、断られもしましたが学びの方が多く、自分の中でも少し見えたものもありました。

「それならさっさとやらんかい」と、自分に叱咤したいくらいです笑。

しかし、そう言ったGOできる眼力を鍛えるべく、今学ぶ時間をいただけたのしょう。

これは、自分のためだけではありません。

私から広がる全ての人のため。

真の心眼力の第一歩は自分の中にあるのです。

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