『NOPE/ノープ』知らないは好奇心、恐怖心、生きる? vol.775
なんでも色々と意味が込められている映画のようですが、なんのこっちゃあまり理解ができませんでした。
ウォーキングデッドに出ていた俳優さんが出ているところに、おぉと興奮していましたが、映画全体の注目すべきポイントはどこだったのでしょうか。
今日はこの映画と込められた意味について考えていきます。
未知との遭遇には何があるか
何かはわからないが確かにあるそれ。
それは、確かに私たちの知らない、けれど想像の中にはあるやつ。
そんな未知の生物と接触をするのかしないのか。
OJは疑問に思いながらもそれをみてみぬふりをしようとしていたのかもしれません。
人間、知らないものと遭遇した時にはどんな感情が沸くのでしょうか?
それを知りたいという好奇心なのか、関わりたくないという恐怖心なのか。
生きるためにはしょうがないという接触なのか。
さまざまな視点と見え方
この映画にはさまざまな要素が詰め込まれていました。
ハリウッドでの最初の映画を作成した監督の名前は、しっかりと歴史に刻まれているにも関わらずそこに出演した主演の黒人俳優は誰も名前を知らない。
こういった黒人差別をパロっているところから、未知との遭遇、見せるものと見せられるものという二項対立。
いろんな視点でこの映画を観れるのかもしれませんが、それが私にとっては正直いって難しい映画でした。
結局のところ、何を見せたいのかがこの映画からは伝わってきませんでした。
?が残る映画
つまりこの映画は何を言いたかったのか。
観た人間に何を伝えたかったのか、はたまたこの映画の面白みはどこであるとプッシュしたかったのか。
話がいろんなところに飛び飛びで登場人物が少なかったですし、話の内容も対して濃くないのに何か分からない。
私の見る力がないだけなのかもしれませんが、言い方悪くいうと大学生が作っているような映画とも取れました。
この映画を見た人がどのような感想を抱き、どこに着目するのか。
これを映画会で話せるのが楽しみです。
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