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最低でも2回やらないと形にならない vol.903

今年は高三を見ているので、そのまま残留するとすれば気になるのは来年の人事。

まだ、5月の段階で何を言ってるんだというところでもありますが、先のことを考えるのは割と楽しいですし、考えるのはタダですしね笑。

この3年間で初めて高校を体験してきたわけですが、ここまできて感じるのはもう一周高校物理を教えたいってところです。

やはり、どんな科目もだとは思うのですが、2回くらいやってようやく形になります。

今日はそんなことを考えていきます。

科目を超えたつながり系統的な繋がり

初めて教えると、どうしてもその単元その単元の指導に必死になります。

そうなると1年間を通しての、最後の方に教えるところなんかを前もって見ておくというのと難しい話です。

しかしどんな科目も実際にはさまざまな単元で繋がりがあり、系統的に学ぶことが求められます。

例えば運動方程式は力学分野のみならず、その後のほとんどの単元で公式を立式する上で土台となっていきます。

こう言った科目の横のつながりは一度カリキュラムに沿って時系列で教えるだけでは見つけにくいものです。

プラスαでの知識も同じく、一度教えてある程度教え方が固まった次の年に、追加で入れていきやすいとものです。

壁打ちもぶっつけ本番

大人のセミナーなんかであれば、一緒にやると人とか運営側の人に一度見てもらって意見をもらったりなんてこともできますが、授業はそうもいきません。

そもそも毎週新しい単元に進んでいく授業で、毎度毎度それを予め見るために時間を空けてもらうことも物理的には難しいです。

自分がやるとなっても、そのタイミングで作り上げていくのには相当な負担が生まれます。

研究授業ならまだしも、それが毎回というのは現実的ではありません。

つまり、実際の授業の中で子どもたち側から出てくる疑問というのは実際にやってみないと分からないのです。

これは言ってしまえば慣れというものでもあります。

ワンモア高校

そう考えると、学年所属こそ中学でもいいのですが、授業自体は高2や高3を持ちたいなとも思います。

私もなんだかんだ言って教員生活8年目。

若手なんて言葉は遥か遠く、もうすでに中堅になりつつあります。

授業も生徒指導もある程度地盤が出来上がってきた中での教員生活が求められています。

そのためにも早いうちに授業の土台となる自分の知識ぐらいは系統的に作り上げたいなと考えてます。

次年度はまだ先ですが、自分の指導力磨きは常に、そして永遠にこの食を続ける限りはあるものですね。

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