憧れは一番大きい原動力 vol.909
ここ2日間ものすごいレベルのテニスの試合を見ることができました。
やはりあれだけのレベルの試合を見ると、どこか「いいなぁ、自分もあれだけ打てたらもっと楽しいだろうな〜」と感じる自分がいました。
自分は誰かにテニスを教えるとかよりもよっぽど自分がプレーをするのが好きなんだろうなと改めて思いました笑。
自分よりも一回りも下の高校生に憧れを抱くというのも変な話ではありますが、それほどまでにうまいテニスでした。
やはり意欲の原動力は憧れに
なんでも自分からやってやろうと思う時、そこには何かしらの憧れようなものがあるのではないでしょうか?
例えば仕事で大事なプレゼンを成功させてやろう!という意気込みにも、うまくやるという自分の中の成功例をイメージしてその姿を目指して行うはずです。
上手い下手が分からないものには、どれが正解かも分からないからやってみてどうなるかというのを見る程度しかできないのではないでしょうか。
昨日今日とレベルの高い試合を見て、早速またテニス熱が上がってきている私。
依然として仕事に折り合いがついているわけではありませんが、先にテニスの予定を入れてしまいました笑。
原動力はやはり憧れにあるはずです。
あの人になりたいではなく
ただ、難しいのは「あの人のようになりたい」はいいのですが、いつの日か「あの人になりたい」に変わってしまう時もあるわけです。
例えば、テニスなんかそれが顕著に現れます。
人によって骨格が違えば使っているラケットも違いますし、プレースタイルも違います。
そのなかであの人になりたいと自分に合わないプレースタイルを追求してもそれはうまくなりません。
本当に上手い人は技術を見て盗み、自分のプレーのどの部分に当てはめればうまくいくかを考えながら習得していく人のことなのです。
どんなに差を感じていようともあの人にはなれないわけですから、自分のオリジナリティをどのように磨くかを根底に置いて成長する必要があります。
目標は階段式に
そしてその目標はどこまでも続いていきます。
1段1段と自分の目標に届いたら、次をどんどんと見据えていくのです。
確かに大きな目標を設定するのは大事なことですが、目の前の階段を登る方法を覚えなければ、大きな先まで辿り着くことなどできません。
今の自分に何が必要なのか、原動力が沸いた後にどのような行動をしていくのか。
そこには頭を使うというどこか理性的な視点も必要になってきます。
体だけで突き進んでいくのではなく、頭も使いながら。
難しいけど、これを意識してやることに楽しみを見出せると最高ですね。