【ヨガ】公認ジムバ優勝4-0 「超越パルキアVSTAR」 パルキアVSTARデッキ性質&採用理由解説【5000字】
前回の記事
noteいいね70件ありがとうございます。
今回は自分の上記デッキレシピを参考にステップアップさせました。
しかしながら、大部分の採用理由などはこちらに書いておりますので、
もし良かったらこちらの記事読んだ後に上記記事を読んで欲しいです。
戦績、デッキレシピ
古本市場さん(地元) 公認ジムバトル11名
4-0 優勝1位
不戦勝
先○ 6-0 ルカリオVSTAR
後○ 1-3 とうきたけるルカリオ前歯(たね切れ勝利)
後○ 6-0 ムゲンダイナダイケンキVSTAR
特にムゲンダイナダイケンキに関してはサイトウコウセイさんも使って、自主大会優勝されていたりするので、デッキタイプとしては強く、全然負ける対面だったと思います。特に後攻を選択させられた点なども全然負ける可能性があった対面だったと思います。
優勝デッキレシピはこちらです。8xxc4J-cJz74I-4cc8J4
現状のパルキアミラーの課題
環境使用率30%という数値を見て、
私はミラーマッチを強く意識しなければならないと考えました。
(発売直後でみんな新しい場ルキアを握るという点も含めて)
発売から約一週間、実際に猛者のパルキアVSTARミラー対面など、
Youtubeの録画配信などで情報収集した上で個人的に感じた点を以下まとめました。
・基本的に先殴り有利なのでミラーは先攻有利
・後攻の勝ち筋は先攻盤面不十分かつ後攻準備万端ケア万全でその後も欲しいカード引ける場合
・非エクに対して特別強いわけではない点
サイドプラン2-2-2の最速で取得する試合展開になることが多いです。
もしくはうらこうさくインテレオンを噛ませて2-2-1-2と取らせるパターンが多いです。
先行でパルキアVを置いて、後攻が仮に場に1体しかパルキアVを展開できなかった場合、先行側がパルキアVにエネ貼れない準備不十分でも、裏工作とボスの司令とスターポータルを組み合わせて、後攻側のパルキアVを狩れれば次のターン確実にアタッカーは作れません。
進化に1ターンかかるので、後ろのパルキアVをボスの司令で狩れば問題ないです。その後は潤沢な手札でやまびこホーンとクロススイッチャー(ボスの指令)で終わりです。
先2でボスを打てるかつVを突破できる火力を有している点から、このような展開が実現可能です。
また、後攻側のプレイヤーがベンチボスの指令ケアを行ったとしても、返しでVを取ってときてもサイドレース4-4で追いついたに過ぎません。次のターン、また2枚狩られてしまいます。
もし後攻側のプレイヤーが勝つとしたら、おおきなおまもりなどでVSTARをワンパンしないといけない状況を作って、あくうのうねりを耐えるで、返しのターンで後攻側がvポケを取るなどです。(モミなど)
先攻のデメリットはサポートであるカイを使う事ができないので展開力が万全では無い可能性があるぐらいです。
そこで先攻がパルキアVが置けない場合は先殴りの権利を後攻側に渡す事も考えられます。
しかしながら、パルキアV+メッソンが置けるぐらいの平均的な引きであれば、既にプランを実行する為の盤面として十分と言えます。
これ以下の下振れ、かつ後攻側がカイ+VIPパスで盤面のケアとメッソンなど展開していくのが後攻側の勝ち筋のスタートの最低条件だと思います。
そして、最速サイド2-2-2を取る上でカードの要求枚数はボスの指令であったり、それこそこだわりベルトやダンデ、やまびこホーンだったりするので裏工作をし続ける手札をキープすることが条件です。そこで事故ったら倒せない虚無のターンが生まれて負けかねます。
非Vに強いのか?問題
正直パルキアVSTARでかがやくゲッコウガを積んでいて、技自体は非エクに対してサイドレースを追い上げることができる2枚取り可能という点は素晴らしいですが、素晴らしいがゆえにみんなマナフィを入れてます。
裏を返せば貴重なベンチ枠を割いて、かつあくうのうねりの火力も上がるポケモンを出させるリターンは強いですが、先程のようにサイドプランのノイズになり効果的にげっこうしゅりけんを使えない場面のほうが多いでしょう(キャンセルコロン入れてる、かなり尖った構築は除く)
つまり、vstarのHP高いかつ2枚しか取られない都合上、他のVMAXデッキほどではないですが、全然対策不要で勝てるほどの非エクへの耐性を持っているとは言えません。
これらの課題を考えても、先攻を取られても捲れる点、非エクにも行ける点などを考えて再構築しました。
課題に対するアプローチ
・ヨガループ
期待する役割としては(1)倒しきれなかったパルキアVSTARや高HPポケモンを後述のクイックシューターと合わせて刈り取って、自分のターンを増やす。(2)非エクポケモンにサイドレースで遅れようにする、です。
プレイングが上手い方のパルキアだと、
返しのターンで相手がベルト込みでも倒せない打点で用意してくる場合があります。
ダンデを予想してない場合は無理やり倒せますが、
それでもベンチ絞っても倒せない場合など生まれます
つまり、そういったターンはサイド取れない遅れの虚無のターンへと変化します。
しかしながらチャーレムVがいると、その前のターンの負債を帳消しにして、またプラマイ0のサイドレースのターンに戻すことができます。
あれ…こいつが時を司るディアルガVSTARだった…?
特に大型のVMAXにはダンデベルトで320までしか出せない点などあり、VMAXが倒しきれない可能性があります。そういった際にそのターンに倒し切れない=負けという試合にしたくない為に採用しました。
相手の盤面プレイングにもよりますが、オドリドリ込のダンデベルトでミュウVMAXに300ダメージ通ると10余るんですよね。で、フュージョンエネルギーでクイックシューターが通らないとワザ権利を使うしかないです。
そこを解決してくれるワザのヨガループは便利なワザです。
(サイコジャンプの可能性も強いので、あくまで取れる選択肢が広いのは強いという話です)
また非エクに対しても同様で2-2-2と取られることが大いに対して1-1-1-1-1-1と取るのは分が悪いです。どこかで1ターンもらわないと負けるということも考え、ヨガループを採用しました。
エネルギーについて
今回はダブルターボエネルギーを採用しています。
考えた対案は連撃エネルギーでした。
大きな差はチャーレムが殴れるか、パルキアVSTARに晴れるかです。
後者を優先しました。アクアバレットに貼れる点や、クイックシューターインテレオンのたきのぼりが特性込でダブルターボ減点も含めてミルタンクを2回で倒せる点など評価しました。
パルキアデッキで終盤になると貼るエネがなくてトレーニングコートも既に使ってて、後ろのボスの指令で停滞するみたいな試合は割とありうる話だと考えてます。なんせ入れ替え札は非V対応の回収ネットしかないですからね。
(あなぬけのひも入れているデッキは枠工夫してて偉いです)
クイックシューターインテレオン
前回の記事だけにも書きましたが、絶対入れたいカードはこれでした。
というのも、先ほどのように相手のVSTAR/VMAXポケモンなどを倒しきれない虚無のターンを、同じように追加ターンこそありませんが追いつく事が出来る素晴らしいカードです。
枠の都合上、最初のパルキアVSTARデッキに入れる人は少なかったですが、やはり今まで様々なデッキで使われたこのカードが弱いわけないんです。
打点が微妙に足りない時は第二のこだわりベルトに、ヨガループ補助なども起用に熟る、クイックシューターの存在は無視できません。
カイがあることで、手札に加えやすい点もさらに評価ポイントです。
先述しましたが、ダブルターボエネルギー採用の場合はミルタンクを特性込みで2ターンで撃破できる点は覚えておいて損はしないと思います。
前回の採用との差分についての採用理由
前回のデッキレシピ(猛者集いのベイキン杯優勝)
今回の超越パルキア
カイ4枚→2枚に変更
ツツジ1枚→0枚に変更
うらこうさくインテレオン2枚→1枚に変更
チャーレムV 1枚追加
ダブルターボエネルギー1枚追加
キバナ1枚追加
クイックシューター1枚追加
カイに関しては後手のカイ4枚とVIPパスでほぼ50%でどれか引けるみたいなコンボをやりたかったですし、カイが雑に後半山に眠ってる強さも理解してますが、今回は枠の関係で最低限の2枚の採用にしました。
ツツジに関しては雪道でセットで採用しないと解決されることが多く、またレベルボールやしんかのおこうからジメレオン・インテレオンで解決される可能性も加味すると優先度が下がりました。
うらこうさくインテレオンは先述のサイドプランを実行する為のサイド落ちケアも兼ねて2枚入れてましたが、仮にサイド落ちしていても先2もしくは後2で2枚取る際にはジメレオンしか進化のタイミングの兼ね合いから使えずインテレオンうらこうさくは使えない点、またサイド6枚から1枚眠るカードを取れる確率は33%ぐらいなのかなと考え、悪い話ではないと思い、クイックシューターに枠を譲りました。
キバナ採用について
まず、キバナ採用の前に安易なvポケモン採用の話をする必要がある。
ネオラントVとかを採用するのが弱いのはベンチにいて狩られた時のサイドプラン2-2-2の相手の要求値が低すぎることです。
序盤でさえ倒せてしまう低HPなのでベンチ展開も必要ありません。かつ、すべてのダメアップのリソースを2回目のvstar狩りに費やして、最後にやまびこボスで終わりです。
VSTARを2回取らせてから、v(やまびこ)もしくは1-1を取られるのプランと雲泥の差があると言えます。
なので弱いんです。ネオラントV採用は(諸説メリデリを尊重します)
そして結論から言うとチャーレムVのヨガループまでの要求を可能な限り下げるためにキバナを採用しています。
なので、基本的にはチャーレムVは手札から必要な場面にならないと出しません。ヨガループを打つターンになったら逃げエネ1の非Vを出して、クイックボール(ハイパーボール)でチャーレムVを持ってきて、キバナでバトル場にエネ加速してダブルターボエネルギーをサーチし、逃して手張りで完成します。要求カード2枚なら決まりま
このコンボを決めるためにはキバナである必要がありました。また、スターポータルなしでもパルキアVSTAR起動や、ゲッコウガにてばりしておけばげっこうしゅりけん打てたりと割と強いムーブを残しておけます。
メロンとは類似効果と思ってる方もいますがパルキアvstarデッキにおいて本質が異なります。
メロンは1ターン目で手貼りできなくても攻撃に転じられるカードです。キバナにはこの芸当はできません。相手の殴り始め=負けと説明したように、能動的にこちらから動けるカードは強いです。
最後に
なにか質問あればツイッターまで。
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もしよかったら無料ですので、ぜひご活用ください。
私が今まで数多く作ってきたデッキレシピも本アプリによって支えられています。
Youtubeやブログなど
ヒスイ連撃ウーラオスの時に動画について質問があったので明記しておくと、何も申告不要で勝手に動画・ブログ書いてくれて問題ないです。
一応参考にしました、という体で本noteのURL貼っておいてもらえると助かります。
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