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ワンピースカードゲームにおける強い動き・考え方について「できることを、あえてしない」「行動の裏目について」【8,105字】

はじめに

今回執筆したきっかけは以前投稿した以下の記事が「初心者・中級者」の反応がかなり良かったことので、似たようなコンセプトの記事を書いてみようと思いました。

執筆している現在時点で67名の方にご購入頂いており、リプライなどで感想なども未だに頂きます。

こういったワンピースカードゲームにおける「強い考え方」などを言語化してnoteにする需要があるのかな、と思い今回記事を投稿しようと思いました。

本日は無料記事部分である程度記載してから、有料記事に移行します。
「安心して買えそうだな」「明日のジュース代我慢できそうだな」と思ったらぜひ軽い気持ちで100円でご購入していただければと思います。

自己紹介(実績など)

他カードゲームもやってますが、ワンピースカードゲームに限定して短く自己紹介します。

・公式東京CS 直近の練習時間4時間で 6-2でCS完走(96位)
・上記大会のデッキリストを事前にnoteで公開し、同一レシピで3人完走・同様に練習時間4時間
・スタンダードバトル(フランキー)初出場初優勝
・ワンピースカードゲーム 有料note 1,500件販売実績突破
・フラッグシップバトル BEST6位 プロモチョッパー所有
(2023.01.29 更新)

【無料記事部分】カードの正しい評価をする目を持つ

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こちらのカードが発表された時に、私が観測する限り、こういう意見が多かったです。

「カウンターついてないしなぁ…」

ワンピースカードゲームにおいて、カウンター+1000もしくは+2000が付与されているという事は山札に4枚採用しても、序盤にしか出番が無いカードだとしても、腐ること無く活用機会があるという意味を持ちます。

そして、カウンターが付いてないということはある程度パワーがそのコスト帯では相場よりも高かったり、強い効果を持つ傾向になります。

なので、新しいカードが出るたびによくカウンターの有無にのみ比重を置いて、強い弱いみたいな評価を下す事が多いです。

しかし、それは間違った考え方です。

正しい知識やゲームバランスを理解してくると、どういう考え方になるかと結論から言います。

「こいつはカウンターついてなくて妥当だ」となります。

例えば第1弾環境でこういうカードが出ました。

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私の言っている感覚がある程度、理解できるでしょうか。
8コストのユースタス・キッドにカウンターが付いていたら流石に世界が終焉していた可能性があります。

なので、「このカードの性能を考えるとカウンターが付いてなくて妥当だ」という評価になります。

もちろん発売前のカードプールが十分に公開されていなかったり、研究がなされていない状況では限界はありますが、カードが強いのか弱いのか考える事は十分有意義な思考です。

こういった思考術は新弾だけではなく、常にワンピカードを楽しんでプレイしている期間でも応用できます。

例えば私は前回のフラッグシップで緑単キッドで参戦した際に当時全く流行していなかった「バジル・ホーキンス」を採用しておりました。

その後、全国的に「バジル・ホーキンス」が流行して、私のカードへの評価が適正ということが認識しました。

つまり、適切な評価の軸などを持っていると、その後に流行する型やカードなどを先取りして使う事ができます。

強豪プレイヤーでもチームなどで属している人はブレーン(頭脳)役が一人でも入れば恩恵を得る事が出来ますが、私のようなソロプレイヤーは自分で頭脳をフル回転させるしかありません。

それでも一応逃げ道としてnote購入などが用意されております。
強い・賢い人の考え方はお金出して盗みましょう。考え方を盗みましょう。一生使えます。

ちなみに宣伝ですが、本日は「スターターデッキ海軍」の発売日です。
100円の記事とは思えないぐらい全カードを考察しています。
どのように評価をつけていくか気になった方はぜひ御覧ください。
個人的にはバニラの採用でTボーン(コスト3)の採用理由を考えている所が好きです。

有料記事部分

実行した行動の「裏目」について

みなさん、「裏目」とはご存知でしょうか。

例えば緑単キッドを相手にしている時に、手札にこれらのカードがあるとします。

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紫デッキを知らない人向けにざっくり説明すると、

  • 4コスト(ウタ):アタッカーキャラを2体止められるブロッカー

  • 5コスト(クイーン):ブロッカーとしての性能は単発ブロッカー

もちろん要所に応じてどちらをプレイするかは相手や手札によって大きく変わるのでシンプルに考えてみましょう。

もしこちらのカードが手札にあって、ドンが5枚自由に使えるとしたらあなたはどうしますか?少しスクロールする手を止めて、考えてみましょう。

そして2回目ですが、みなさん、「裏目」とはご存知でしょうか。

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