悪役令嬢がよく分からないので調べて色々考えたらハリー・ポッターの二次創作が出来た

　みなさんこんにちは、前回の記事で「筆無精ならぬ筆武将になる」とぬかしておきながら1ヶ月も更新しなかったらくやという豚野郎の記事はこちらです。12月は別名師走とも言ってお坊さんすら忙しくて駆け回るというところからそう名付けられたとそうです。昔からそう言われてるんならしょうがないですね、だって本当に色々やることあったんだもん。
　とまあ言い訳はこのくらいにして今回の本題、ある種のビッグなカミングアウトってやつをしようと思います。それは……

　今流行りの悪役令嬢がなんなのかまったく分からない、です。

　悪役令嬢といえば異世界が渦巻きチートスキル跋扈するライトノベル界に彗星のごとく現れた新たなラノベ界のテンプレ。あっという間に女性向けラノベ界を席巻した一大コンテンツあるいはキャラ属性です。テンプレになるということはオタク女子(死語)の中では比較的メジャーなモノなのかと思い、プロセカや原神を楽しむ現役のオタク女子に悪役令嬢の代表的なキャラを訊いてみたところ……

　乙女ゲーをやったことないからわからない、とのことでした。

　でもこれで乙女ゲー(女性向け恋愛ゲーム)由来の単語だと言うことは分かって一歩前進。乙女ゲーといえば、アンジェリークや遥かなる時の中でとかは聞いたことあるけど実際やったことはないので、素直にグーグル先生を頼ることにしました。

　調べてみたところ悪役令嬢とはフィクションに登場する悪役として扱われる令嬢のことらしいです。
　…………いやその、何て言うんですかねこの……痒いところに手が届かないというか、そうなんだけどそうじゃない鈴木雅之感。
　流石にこれじゃあ不完全燃焼なのでもっと調べました、少佐いわくネットは広大なので。
　そこからwi◯iやら●コ●コ大百科の記事を読み漁ること数時間、その間になんか色々余計なページを見た気がしますがなんとか人に説明して納得してもらえそうな自分なりの定義が出来ました。

　ズバリ悪役令嬢とは、財力や権力を盾に周りを黙らせて主人公(ヒロイン)をいじめる役割の女性キャラクター、です。
　そして新事実としてキャラクターの属性としては別に乙女ゲー由来という訳でもないということも分かりました。
　確かに朝ドラにも似た様なキャラは出てきますし、シンデレラの継姉なんかもそうらしいです。
　ただし現在のラノベ界で流行っている悪役令嬢モノは乙女ゲーの悪役令嬢を下敷きにしているのでやっぱりそこは切っても切り離せないみたいです。

　と、ここまで悪役令嬢を調べてきて概要は掴めてきましたが、具体的にこのキャラがそうだ！というのが自分の中で定まりません、そもそもあんまりお姫様とか寄宿舎が出て来るような作品に触れてこなかったもので。
　権力者の子供でいじわると言えばドラコ・マルフォイ、でもどうせだったら恋敵みたいなキャラの方が……。

　いや待てよ、ハリーとマルフォイを女の子にしてスネイプ先生を攻略対象として考えればマルフォイは正に僕の理想の悪役令嬢じゃないか！！
　そうなるとホグワーツの生徒の中からメインの攻略対象(パッケージ中央に載るキャラ)は誰だろう？ネビルは初期のぽっちゃりイメージもあるし、やっぱりセドリックかな？でもなーこのゲーム隠しルートでヴォルデモートも攻略出来るだろうしそうなるとヴォルデモート一強になっちゃいますよねー。あとハグリッドのルートも本人の過去とか動物との触れ合いが多くてめっちゃ泣けそうですね。そう言えばハリーやマルフォイと同じく性別反転するとウィーズリー家の兄弟構成が姉6人に末っ子の弟になるじゃないですか、これは熱い。こうなると原作ではジニーと結ばれたわけだしこれはメインはジニーですかね？でもその場合は原作よりも性格が気持ちほんの少しだけ生意気だと嬉しい(ここまで一息)

　失礼、取り乱しました。改めて今回の悪役令嬢を調べて分かったことを整理すると、悪役令嬢とは権力もしくは財力を盾に主人公をいじめたり女性キャラクターで、乙女ゲーが発祥ではなく古今東西あらゆるフィクションに登場するキャラクター類型、ということになります。
　その他に実際の乙女ゲーにはあまり悪役令嬢は出ないということが分かりました。
　もし読者の方で思い出の悪役令嬢が居たら是非コメント等で教えて下さい。