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こんな人間関係を築きたい!

こんばんは。きむきむです。
今日も数ある投稿の中で私の投稿をご覧いただきまして
ありがとうございます。今日は私が扱っている商材のピンチ脱出した話について共有します。

賞味期限切れが迫る商材

さて、この緊急事態宣言の影響で駅近くのスポット露店”マルシェ”も軒並み中止になっております。

弊社の在庫も賞味期限との厳しい戦いを強いられています。ECサイトのbaseへのアクセスがボチボチありますが受注には至っていないという状況です。

マルシェに出店する人々

マルシェには、やはり食べ物へのこだわりの強い方の出店が多いです。根底に医食同源という考えが強いのではないでしょうか。

ときどき、この商品は説明通りで本当に凄いのかどうかいぶかしい感じのものもありますが、少しお高めかもしれませんが、普通の市販では買えない良いものも沢山あります。

なぜ、スーパーや百貨店経由で出さないかというと、スーパーや百貨店では通期で商品を置くことを求められ、棚を空ける(売り切れ中)は許されません。その為、旬の商品を販売するのには向かないのです。

更に我々とスーパーや百貨店を繋ぐ仲買人も入るので、国産品でこだわりのあるものは原価率が高く、商品の原価の半分以上は郵送料、人件費、固定費となるとビジネスとして成立が難しいのです。

私の取り扱う食材

東日本大震災の被災地であった東京での流通量が少ない、基本的には宮城県に特化し、無添加で体に優しい商品の販売をしています。
この販売を通して、震災を風化させない、被災地の人々を元気づけたいと思って販売しております。
そして今年の3月11日で震災から丸10年ですね。

先日、火葬場で働く人と話す機会があったのですが、最近の遺体は以前の遺体に比べて燃焼しにくいそうです。さらに遺体が腐らないそうです。
我々が如何に保存料の入った食品を食べ、無機的なものを摂取しているかが分かりやすい例だと思います。

有機的で体に優しくミネラルが豊富!毎回、原材料を吟味し味を確かめ選んでいます。

19本を自己消費かぁ・・・

このように有機的で無添加の物は保存料等が一切入っておらず、体に優しい食べ物を取り扱う時の最大の悩みは賞味期限です。年末年始は需要が高まるだろうと多めに購入したのですが、外出自粛やマルシェ中止により在庫品が残っていました。

とりわけ、宮城県の塩竈市の浦戸桂島の「牡蠣(カキ)の佃煮」が大問題になっていました。

賞味期限が3月2日までと2週間しか賞味期限がないのに19個も残ってしまって、これは我が家は約3週間毎日「牡蛎ご飯かな・・・ビックリするほど美味しいけど19日連続は厳しいな・・・」なんて思っていました。

この「カキの佃煮」をつくっているのが「がんばる浦戸の母ちゃん会」いう合同会社です。

浦戸桂島は塩竈市の離島ありますが、仙台から意外と近くて遠いです。
仙台から仙石線で30分乗ると本塩釜に着きます。
本塩釜駅から10分程あるくとマリンゲート塩竈に着きます。

このマリンゲートから観光船と地元の生活の足である一日10便の市営定期船があります。この定期船に乗船します。

この定期便を日本三景の一つであり松島湾を航行します。松尾芭蕉が

「松島や ああ松島や 松島や」

と感動して詠んだぐらい風光明媚な場所です。船の中からも様々な表情の島々の眺めを楽しめます。

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そして「がんばる浦戸の母ちゃん会」のある浦戸桂島に到着します。浦戸桂島に行く度、新しい建物も増え、少しずつですが復興しているんだなと感じます、

以前は、浦戸諸島の各島で漁協あったようですが、東日本震災によって各々の島で漁協を運営するのが難しくなり、浦戸諸島のお母さんたちが力を合わせて設立しました。

こちらのお母さんたちがカキの獲れるRの付く月(September, October, November, December, January, February, March, April)に牡蠣剥きをします。

牡蠣には生で食べられる牡蠣と加熱用がありますが、これは水のキレイさに依存します。

広島の牡蠣とよく比較されますが、広島の牡蠣は大ぶりで味がさっぱり、宮城県の牡蠣は小ぶりですが味が濃厚な感じです。

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それをこの生食でも食べられる牡蠣を贅沢に大鍋で秘伝のタレでコトコト煮込みます。

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そして佃煮を完成させます。出来上がった佃煮ははい、この通り!

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この牡蠣(カキ)はすごくに美味しいですよ!

正直、この牡蠣の佃煮を食べるまで、生ガキは大好きですが、カキフライ、カキご飯等はちょっと臭みが気になってあまりスキではありませんでした。

ところがこのカキは臭みがなく芳醇な薫りで本当に美味しいのです。

酒の肴、パスタの具、サラダの具材、ご飯のオカズや御粥の具に・・・

以前、マルシェで試食したいころには、

「牡蠣が嫌い!」言っていた20歳代と思われる青年に「騙されたと思って!」と半分無理矢理試食を食べさせたら、すごく美味しかったみたいで買って帰っていきました。

だいたい試食してもらうと打率7〜8割という高打率でした。

賞味期限の迫った牡蠣の佃煮に末路

この賞味期限が迫った牡蠣の佃煮なんですが、
2週間ぐらい前にマルシェでご一緒させていただき、牡蠣の佃煮も大変気に行っていただき、卸でも大変お世話になっている方に、電話で軽くぼやいてしまいました…。

「いや~在庫が迫った牡蠣が20個以上あって困っているんですよ」

そうしたら、その方の仲良しコミュニティーでこの牡蠣の佃煮の情報を流していただきたちまちマージン無しで10個売って下さいました。

その間にECサイトのプロモーションと贈答で数個消費していたところ、何と今度はその方の奥様のコミュニティーで残りの9個を販売していただいたのです!

まさかの完売!

プライスレスなコミュニティー!

わー本当に嬉しい!感謝です。そんな素晴らしいです。感謝の言葉も言い表せません。このような、何か困った時にサポートしてもらえるコミュニティーをお持ちになっているのはは本当に素晴らしいなと思いました。

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このような素晴らしいコミュニティーはお金では買えない、正にプライスレス!と言えるでしょう。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
明日も皆様にとって良い一日でありますように!

未来志プロデューサー きむきむ
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