シール怖い

みなさん、自粛してますか? 私はリモートワークが出来ない仕事なので仕事で外出している時間以外は極力自粛しています。「自粛してますか?」の挨拶が数か月後には死語になっていればいいなと思います。

世間はコロナ一色ですよね。医療現場はとても大変だそうですが、ブラックジャックを単行本未収録分以外の話を全部読んだくらいの医療知識しかないので容易くそこには触れません。そして、もう一つ大変な現場があります、そうドラッグストアです。こんな有事な状況でとても大変だと思います。私も大学時代にドラッグストアでバイトをしていました。当時、新型インフルエンザが流行ったかでマスクが品薄になり「マスクありません」の張り紙を店頭にしていても「マスクないですか?」と尋ねてくる客がいたので辟易した記憶があります。自分の顔を指さして「甘いマスクならあります」とでも言い返そうかと思いましたが、甘いマスクからは程遠いのでやらなくて正解でした。ドラッグストアで三年くらい働いていたのでそこで結構トラブルやら事件があったのですが、一番の事件は書くことが本当になくなった時まで取っておこうと思います。ネタに困りすぐに出す気もしますが・・・。事件と言うか小さいもので一つあげると、夏になるとお店は当然冷房を入れるのですが、エコという名の節約の為にほとんど涼しくせず、さらにレジ上の冷房が壊れていて一切効かず尚且つレジの機械が熱をもつ為、冷房が動いているのに接客中脱水症状になりかけることがよくありました。そんなもんです。

長々と薬局話を書きましたがここからが本題です。前回の記事で薄味のラーメンが苦手みたいなことを書きましたがそれ以上に苦手なものがあります、それはシールです。そうです、あのシールです。「シールが苦手って何だよ?」と思われる方もいるでしょうが、子供の頃からシールに触るのも貼ってあるものを見るのも嫌いでした。大人はシールとマクドナルドのハンバーガーを与えておけば子供は喜ぶだろうと思っていたのか、シールをよく貰いましたが嫌で嫌でたまりませんでした。ちなみに、マクドナルドのハンバーガーは嬉々と受け入れてました。最近知ったのですが、世の中にはシール恐怖症という言葉が存在していて、私以外にもシールが苦手な人が一定数いるそうです。自分一人だけじゃなくて良かった。とは言え、嘘が一切書いていないことでお馴染みのWikipediaにある記事「恐怖症の一覧」にも明記されていないので相当マイナーな恐怖症なのでしょう。人によって当然、症状の違いがありますが、ここでは私の症状でシール恐怖症の具体例を説明しようと思います。

まず、新品のシールも好きではありませんが見たり触ったりしても気分が悪くなるようなことはありません。ただ、物を買った際のおまけだったり、ラジオにメールを投稿して読まれた際にもらえるノベルティがステッカーであることが多いのですがあまり嬉しくないです。

次に何か物に貼ってあるシール(単数)。これがキツイ。PCやスマホの裏にステッカーを貼ってる人はいますが、見ていると凄くゾワゾワします。なので、子供の頃、学校から物に名前の書いたシールを貼るように指示されましたが地獄以外の何物でもなかったです。あと、古本屋に行くと本に直接値札シールが貼られているケースがほとんどでこれがあるので古本を買うという行為が苦手になりました。

相当苦手な部類のものとして接着面が見える状態でほこりなどのゴミが付着していたり、はがすのに失敗して少し残っているシールです。これはその面に指が触れる可能性がありとても嫌です。おそらくあの粘着性が嫌いなんだと思います。これも学校の椅子や机といった他人から受け継ぐような公共物に多いです。内心嫌ですがただの我儘だと思われるのではないかと危惧し、相当我慢しました。今会社で使ってるボードにはシールが中途半端に剥がした形跡があり嫌で嫌でしょうがないです。

そして、一番苦手なのは壁やロッカーなんかに大量のシールが貼られている光景です。これは本当にしんどくなります。以前、旅行で岩手県の平泉・中尊寺に行った際に古い寺の柱に苗字が書かれたステッカーが所狭しと大量に貼られているのを見て吐き気がし、とても気分が悪くなりました。千社札と言われていて今では禁止されていますが、昔は参拝記念として貼る風習があったみたいです。シール恐怖症からすると最低な風習だと思います。

今回挙げたいくつかの事例でシール恐怖症がどういうものか知ってもらえたなら幸いです。最後に何の自慢にもなりませんが、私はプリクラを撮ったことがありません。まぁ、シールが苦手なだけでなく、写真が嫌いだったり、あの変な加工が嫌いといった理由もありますが。一緒に撮る相手がいなかったので機会もなかなかありませんでしたが、人生で3回くらい誘われたのを全部拒否しました。あそこで誘いに乗っておけば今頃もしかして・・・。

そんなこんなで、次回の更新まで何卒。


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