やっぱり味噌が好き(SINCE 1988.10.11)

東京オリンピックが1年延期になったり、ワニの手のひらで転がされかけたり、緊急事態宣言が出されたり、無人島で新たな生活を始めたりと目まぐるしく社会が変化しています。最後のはゲーム内の話ですが。ちなみに、東京オリンピックの延期の際にTwitterのトレンドに五輪延期とあったので「五輪延期って五輪真弓の親族?」と私にとっては面白い呟きをしたのですがリツイートもいいねも0でした。世間とズレてると止めを刺されたようで少しショックでした。

ここからが本題です。日本の国民食と言えば、ラーメンとカレーであることに反論がある人はいないと思います。ただ、インスタントやレトルトを除くとラーメンはカレーほど家庭で作られることは少ないと思います。我が家もそうでした。祖母がざるを振って湯切りをしているところなんて見たことがありません。話が変わりますが、大学時代に食費を浮かす為に来る日も来る日もパスタを作っては食べていました。茹でたパスタを大きなざるに入れて湯切りをしていたのですが、どうしても水分が残ってしまうため、ラーメン屋で使われる持ち手がある湯切り用のザルが欲しく田舎のショッピングモールに買いに行ったら5千円を超えていて手が出せなかった記憶があります。今楽天市場で調べたら2千円あればそこそこ良い湯切り用のザルが買えるみたいです。

閑話休題、家庭で作る手間も関係しているのか、どうかは分かりませんがカレー屋に比べて圧倒的にラーメン屋の方が多い気がします。

いつになってもラーメンって人気ですよね。東に美味しいラーメン屋の情報あればテレビや雑誌の取材が駆け付け、西に美味しいラーメン屋の情報あれば大行列を作る。ラーメンの好みほど人の情報が当てにならないものもないと思います。と言うのも、以前、会社の人からその人の近所に物凄い行列が出来ているラーメン屋があり「美味しいらしい」という評判を教えてもらったので食べに行きました。私は行列に並ぶのがあまり好きではないのですが、会社の人に教えてもらい「行ってみます」と言った手前引き下がれずに1時間半程待っていました。行列を避けて生活していたので、1時間半も並べば期待もどんどん膨れ上がります、まるでバブル経済のように。待ちに待ったラーメン、これが美味しくない訳がないと思い、一口啜りますが全く美味しくない。後から知ったのですが、そのお店は自然派を売りにしているらしく、薄味ラーメン界では味が濃いことで有名だったみたいです。普段、天下一品のような味が濃いラーメンを好んでいると薄味ラーメン界の中では濃かろうが私にとってはただの薄味にしか感じずガッカリするしかありませんでした。私の中の期待というバブル経済は見事に崩壊しました。

大学時代に行った汚くて安く、孫のオモチャがカウンターに散らばっていてラーメンを作るより常連と話すことを優先していたラーメン屋のラーメンが案の定不味いということはありましたが、奇麗でここら辺界隈では相当珍しい大行列が出来ているラーメン屋で不味かったことはカルチャーショックを覚えました。ラーメンの好みというのは千差万別。美味しいかどうかはネットや口コミを頼りにするのではなく実際に店に入り自分の舌で判断するしかなさそうです。

それでは次回の更新まで何卒。

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