教員の不足問題について

 先日のニュースで、病気などで休職した教員の代わりがおらず、未配置の人数が3000人を超えるとニュースがあった。


【代打なんて見つかるわけない】
 教職に就くためには、教員免許がないとできない。そして、休職する人たちは、いつそうなるか予測できない。教員採用試験を受けるときに臨時の登録をするが、採用されなかったときから休職の代理を頼むまでフリーターでいられる経済状況の人がどれだけいると考えているのか。そもそも「最低人員」しか配置がないのに、と私は思う。

【未配置を防ぐために】
 私は小学校の状況しか知らないが、副担任を配置するのはどうだろうか。全ての学級に一人ずつ配置するのはやりすぎだと思うが、2学級に一人の割合で配置すれば、教育の質を落とさずに継続することが可能になる。
 当然、国にとっては「余計な出費」であり、教員の給料の原資が税金である以上、批判も受けるだろう。反対の声が多く上がるのも容易に予想できる。しかし、どれだけIT化が進み、教育のDX化を進めても、最終的には人が必要な業種であることには変わりない。全員が「共倒れ」をする前に、そこに予算を割いて欲しいものである。

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