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薫風日誌

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つれづれなるまゝに、日暮らし、硯に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそものぐるほしけれ。我を知らずして外を知るということわりあるべからず。さ… もっと読む
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2018年8月の記事一覧

薫風日誌について

マガジン『薫風日誌』についてifname_i の交換日誌です。 本記事の下部に目次を掲載しています…

じいちゃん、あのね、

とても感傷的な気持ちになることが最近よくある。 一昨日は祖父の命日だったのだけど、祖父が…

夏の晴朗な楽しみとして、街中でふいに出くわす爽やかな風鈴の音と同じくらい、洗濯がある。陽が落ちてから帰る日でもあまり湿気らないし、休日には2度も3度もできて、手洗いもはかどる。すいた洗濯かご、洗い立ての洋服。冬の洗濯は家事と言いたくなるけれど、夏は親しみを込めて家仕事と呼びたい。

伝える難しさ

文章を書く時、想いが強いほど、内から外に向けたベクトルになりがちで、その大きさが強いほど…

いつか、野草がカーネーションに変身することもあったらいいなぁ、なんて。

八月だね。八月というと、わんさかと響く蝉の声の中、実家の隣の神社でスタンプカードを首から…