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ライトフォーあんしん/Right4ANSHIN

皆さん、こんにちは! ifLinkオープンコミュニティ会員の濱@ISEです。
本記事では、弊社独自技術とifLinkのプラットフォームを組み合わせることで介護テクノロジー導入をサポートする技術として、「ライトフォーあんしん」をご紹介させていただきます。

(株)情報システムエンジニアリング 開発担当 濱

はじめに:ISEの取り組み

株式会社情報システムエンジニアリング(ISE)は、介助・介護をする人/受ける人双方のウェルビーイング(※)の実現を、独自技術で支援します。
介助・介護する人には、現場で使用されている様々な介護テクノロジー機器からの通知を統合して受け取る仕組みを提供し、負担の軽減を支援します。
介助・介護を受ける人には、心身の衰えを少しでも遅らせるためのコミュニケーションツールを提供します。

※ウェルビーイングは、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味します。

ISEの独自技術:worktransform®

worktransform®は、蓄積された情報資産を最大限に活用する、まったく新しいコミュニケーション技法です。
AI が状況を判別して、動画と文字情報を区別することなく情報資産から妥当な情報を抽出して、多彩なデバイスに提供します。

worktransform®技術を活かし、エッセンシャルワーカー、とくに介護・介助の現場における課題の解決に向けたソリューションが「ライトフォーあんしん」です。

「ライトフォーあんしん」のほかにも、worktransform®技術にもとづくRight4シリーズがあります。
ISEの独自技術worktransform®については、下記をご覧ください。

商品説明:ライトフォーあんしん

商品としての「ライトフォーあんしん」は、介護時の移乗作業を支援するノーリフティングケア(※)技術の導入・実運用をサポートします。
ノーリフティングケア技術における各種介護テクノロジー機器のサポート情報を集約し、機器利用状況、移乗姿勢に応じた適切な情報を母国語で提示します。

※ノーリフティングケアについては、日本ノーリフト協会のサイトに詳しい記載があります。以下、同サイトからさわりだけ引用させていただきます。

オーストラリア発信のケアメソッド
かつて、オーストラリアでは看護師の身体疲労による腰痛訴え率が上がり、離職者が増えて深刻な看護師不足に陥りました。そこでオーストラリア看護連盟が看護師の腰痛予防対策として1998年にノーリフト®をスタートさせたことに端を発します。
人力のみの移乗を禁止し、患者さんの自立度を考慮して福祉用具を活用しようという考え方です。

日本ノーリフト協会:「ノーリフティングケアとは」から引用

商品に込めた想い

施設介護介助スタッフの人材不足が深刻化しています。
中でも移乗作業はスタッフの腰痛の原因となったり、被介護者の褥瘡・拘縮につながったりする課題の大きい作業の一つです。
移乗の現場負担を軽減するための施策として、国際的な動きとしてノーリフティングケアの考え方が国内でも導入されつつありますが、まだまだ事例が少ないのが実情です。
外国人労働者を積極採用するためにも、日本固有の抱き上げによる移乗ではなく、介護テクノロジーを導入することは差別化を示しすアピールポイントになります。

現状の課題

人力での移乗では、介護をする人/される人双方に負担がかかります。
介護をする人にとっては、人を一人抱きかかえることは腰への負担となります。
また、一人では抱えきれないと複数人で支える必要が出てきます。
介護をされる人にとっては、うまく抱きかかえてもらえないと、体に過度の緊張や、引きずられてしまったりと、やはり体への負担となります。

現状の課題イメージ

課題の解決に向けたご提案

ノーリフティングケアに適切な介護テクノロジーを導入することで、介護をする人/される人双方の負担を軽減します。

課題の解決イメージ

ノーリフティングケア、介護テクノロジーを導入することで課題が解決されるとして、「ライトフォーあんしん」はどこで役に立つのか。

それは、介護テクノロジーと介護テクノロジーを利用する人のコミュニケーションを支援すること。
テクノロジーは導入するだけでは意味がなく、正しい使い方をしてはじめて意味があります。
そんなテクノロジーを、安心して使用できるようにサポートすることが「ライトフォーあんしん」の役目です。

提供価値:移乗作業の負荷軽減(スタッフ)

様々な介護テクノロジー機器のサポート情報と利用時の姿勢に関するアシスト情報をひとまとめに表示します。
不慣れな機器でも適切な利用方法を提示することで、導入時、実運用時の移乗作業の負荷軽減と労働資源効率の向上に寄与します。

提供価値:寝かせきり抑止(利用者)

ノーリフティングケア技術は被介護者にとって寝たきりになることを防ぐ効果もあります。

紹介動画


問い合わせ先

「ライトフォーあんしん」に関するお問い合わせは、下記リンクの先、ページ下部のフォームからお願いいたします。


部活でも課題解決に向けて活動中

今回「ライトフォーあんしん」を紹介していますが、これ以外にもifLinkオープンコミュニティ会員の皆様と、エッセンシャルワーカーの課題解決に向けた部活を立ち上げ、活動しています。
その名も「エッセンシャルワーカーの課題を考える部」(そのまんまですね(^^;)

部の活動については、部活紹介の記事がありますので、そちらをぜひご覧ください。


ifLinkオープンコミュニティについて

一般社団法人ifLinkオープンコミュニティは、さまざまな企業・団体に所属する人々が、その垣根を超えてオープンに交流しながら「誰もがカンタンにIoTを使える世界」の実現をめざすコミュニティです。
2020年3月2日に複数企業により設立され、現在100社以上の企業や学校が参加し、IoT機器のifLink規格への対応やIoTソリューションの試作、アイデア発想、マーケティングなどを行っています。
※ifLinkは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の登録商標です。

ISEのifLinkオープンコミュニティでの活動について

worktransform、ライトフォーあんしん/Right4ANSHIN/R4Rは株式会社情報システムエンジニアリングの商標および登録商標です。

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