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新卒では就職エージェントは使わん方がいいと感じた話

絶賛就活中の私であるが、友達が就職エージェントを使っており、そこそこいいよと聞いたため、11月ごろにエージェントに登録を行った。今回は実際にエージェントを使って、良かった点と悪かった点、そしてなぜタイトルのような結論に至ったかなどを書いていきたい。

※あくまで、自分についたエージェントの話であり、また、自分の主観的感想である。

自分の就活での志望職種について

まず、私が志望している職種はwebエンジニアであり、今回のエージェントもそっち方面の専門の方だった。そのため、いわゆる総合職やビジネス職などには適応されないかもしれない。

よかった点


1. そこそこの企業を紹介してくれる
これは自分がそこそこwebのシステムを作成したりしていた経験があり、曲がりなりにも情報系の大学の大学院に行っているからということもあるだろうが、紹介された企業はどこかの適当な中小などではなくそこそこ名の通った会社が多かった。実際、自分も結構な数、説明会をセッティングしていただいた。

2. 結構辞退を受け入れてくれる
就職エージェントは学生を企業に紹介しマッチングするとお金が入るサービスである。そのため、始めた際や使っている時は辞退などをする際に非常に粘ってくるのだろうと考えていた。しかし、実際はそんなこともなく、意外にあっさりと合わない企業については辞退を受け入れてくれたところは非常に高感度が高かった。

悪かった点

自分は上記のような良い点もありながら、結局タイトルでも述べているように使わない方が良かったなと感じた。その理由を以下で述べていく。

1. 学生を商品と見ているという部分が見え隠れしている
私は正直自分でも企業に受けており、また、研究などもあったため、そこらへんのスケジュールも汲んで欲しかった。そのため、自分は研究もあるので一気に企業を受けずに何社づつ受けたいという話をした。しかし、エージェントは自分が提示した予定の空いている時間に押し込むように予定を調節し、すごくタイトなスケジュールで面接や面談を入れた。また、ベンチャーの最終面接(これは結局断った)が決まった際に、やたらと君にはこの企業があっていると言ってきたり1月までにはほとんどの会社の内定者が決定するから、自分で受けたい企業も今受けてくれ(この時点でエージェントが入れてきたスケジュールでもいっぱいいっぱいだったにもかかわらず)と言ってきたりしてきた。実際、今も自分はいろんな企業の説明会に行っているし、2月にも違う説明会を控えているので、成績が欲しいための嘘であったということは明白である。そんなに焦って決める気がなく、そして自分の人生に関わることであり、もっとしっかり考えたかった私には煩わしく辟易してしまった。
2. エージェントの焦りがすごい
紹介された企業の中にはインターンを行ってそれで良い結果が出せれば内定という企業が存在した。正直、そのインターンは年明けにも行われているものだったため、今は忙しいから年明けに受けたいと考えていた。しかし、エージェントはどうするのか?とあたかも早くやって決めてくれと言っているかのように煽ってきた。結局、受けないので辞退しますとは言ったが、早く成績を立てたいのかもわからないが、自分勝手ではなくこっちの考えも聞いて欲しいと感じた。
3. 面接練習、履歴書の添削などはしない
これは自分から言わなかったのが原因なところもあるが、面接練習などはするかどうかすら聞いてくれず、この日に面接入れたから行ってきてというような適当さ。また、最初に提出した履歴書に関しても添削もなく、企業に出したという連絡もなく、履歴書通ったよというメッセージだけである。正直、唖然としたというか、どんだけ、寄り添う気がないんだよと思った。

その他、自分自身が馬鹿だったなと感じたこと

この段落ではエージェントどうこうではなく、自分として馬鹿だったと感じる点について書いていきたい。

・そもそも、企業側から見た自分を考えていなかった。
これは最も強調したい部分である。
実力重視の中途採用とは違って、新卒採用ではより一層、志望理由が問われるはずである。ある程度、実力重視のwebエンジニアの業界でも新卒は対して技術はなくてもいいからビジョンに共感して欲しいという企業はいっぱいある。そんな中で、就職エージェントを通してやってきた、そこそこプログラムができる学生と、自分で調べ、自分で応募してきたプログラムは微妙だけど自分で応募してくれた学生のどちらを企業が取るかは明白である。ましてや、就職エージェントを使った場合は、エージェントに報酬も払う必要があるのだから、ある程度知名度があり、人気がある企業はエージェントで申し込まれた学生を取る可能性は相当の実力がない限り、低いと考えられる。そして、自分にはそんな実力はなかった。

・自分の性格を考えていなかった。
自分は親に高校でたら働けと言われながら、大学に行きたいといい。そして、奨学金と昼間のアルバイトで夜間の大学に通い、大学院にも奨学金の借金とアルバイトの金で行っている人間である。また、父親に文系の方がいいと言われても、自分は理系が良いからと理系大学に通い、大学行くなら資格を取れる大学に行けと言われながら卒業しても資格の取れない、情報系の大学に行く人間である。
つまり、そもそも、自分の人生について人にとやかく言われるのが嫌いであるのだ。(というか、天邪鬼なだけかもしれんが…)
そんな人間が、人生の転機とも言える就職活動において、エージェントに言われた通りに就職するかと考えると、絶対にそれはないのである。
つまり、自分自体が、そもそも就職エージェントに向いていなかったというのも大きいと言える

まとめ

さて、ここまで適当に書いてきたが、結論として、あくまで自分には就職エージェントは合わなかったということが言える。多分、とりあえず就職できれば良い人にはそこそこの企業をお勧めしてくれるのでぴったりだと思う(あくまで、webエンジニアでかつ、何かしら自分で作っていたらだが…)
また、この記事では結構エージェントについていろいろ書いたが、自分自身も、我が儘に一回説明会行った会社を辞退したり、エージェントを使い倒してしまった感があるので、それに関しては非常に申し訳ないと感じている。
そして、今現在、就職エージェントを考えている就活生は、自分で応募して受けるのと、エージェントに応募してもらうことのどちらが企業にとって印象が良いかを考えていただきたいと思う。

それと、色々言ってはきたが、今回述べたのはあくまで、自分についたエージェントの話である。そのため、世の中には良いエージェントもきっといっぱいいると考えられるし、安易にやはりエージェントはダメなのだと考えず、自分にあっているかどうか考えた方がいいと思う。

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