時間は大事か
子供も大人も貧乏も金持ちも関係なく全ての人に平等に与えられている資産
『時間』。
『時間』は増やすことも減らすこともできません。
賢人はよく
「金よりも時間」、「時間が欲しい」
などと言っています。
堀江貴文さんは
「Time is moneyはおかしい。
『時間』は『お金』と同じくらいの価値があるものではなくて、『お金』以上に価値のあるもの。」
と言っているくらいです。
現代ではそんなことを言われ続け、聞き続けたため
ぼくも大事なんだということはわかりました。
しかし
心から同感することは未だにできていません。
それは単にぼくがまだ巨万の富を得ていないため、
富の方に目がいってしまっているだけなのでしょうか。
何かの重要性に気が付くのには、
それを失った時
もしくは
それによって成果が出た時
だと思います。
この論理に当てはめれば、『時間』の重要性に気が付くのは
『時間』を失った時
と
『時間』をかけて何か成果が出た時
になります。
例えば、
休みの日にダラダラしてしまって、
次の日になって「昨日あれやっておけばよかったな」と思う。
こんな時に
時間を失った感じがして、時間の大切さに気づくでしょう。
または、
受験勉強を周りより早く始めたことで、
自分だけが受かり周りは落ちてしまった。
こんな時にも
かけた分の時間が成果として出たから、時間の大切さがわかるでしょう。
つまりどういうことが言いたいかと言うと、
歳を重ねなければ時間の大切さは十分にはわからないのではないか
ということです。
上で述べた例では
確かに若くして気づけているようにも思えますが、
そんなものはたかが知れているでしょう。
一日や一週間、長くても一年ほどのものです。
ここで言っているのは
5年や10年ほどのより膨大な時間のことです。
言うまでもなく
大人は若人に比べて何倍もの時間を生きています。
多くの時間を積んでいます。
その積んでいった時間の中で失った時間を後悔する。
それで初めて時間の大切さがわかり、
「時間が大事」と言うのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、
若人は大人よりも生きてきた時間が短いです。
つまり
後悔する時間も相対的に少ないということです。
これらのことから
歳を重ねれば重ねるだけ「『時間』は大事」と思う力が強くなるのではないでしょうか。
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