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【人生観】周囲の人は、自分がどう振る舞うかで態度を変える

周りの人たちは、
自分のその人たちに対する振る舞い方で自分に対する振る舞い方を変えます。
嘘だと思われるかもしれませんが、本当です。
以下に述べていきます。


「与える者が得る」

「与える者が得る」
これは教育改革実践家の藤原和博さんという方の言葉です。

藤原和博さんは、
キングコングの西野亮廣さんが尊敬する人の一人に挙げている方です。
この言葉の原理は文字通りです。
自分が周囲に与える分だけ周りから得ることができるということです。

例えば
自分が周りにめちゃくちゃ優しくしていれば
周りも自分に優しくしてくれますし、
自分が無愛想に本心を隠して接していれば
周りも自分に対して冷たくなる
ということです。

嘘っぽく聞こえると思いますが、本当です。
それがなぜなのかはさらに以下に述べていきます。


実際にあった話

ぼくの友人におもしろい人がいます。
一緒にYouTubeをやっている名嘉眞 要です。

彼は
持ち前の明るさと人懐っこさで、
幼少期から多くの友人に囲まれてきました。
その人間関係の大きさはとても凄いもので、
ぼくはいつもジェラシーを抱いています。
しかも
その関係は大きいだけではなく、
とても濃いのです。
彼の周りの人たちは
いつでも彼の味方となり、暖かく接してくれています。

さて
そんな名嘉眞は
なぜこんなにも広く暖かい人間関係を築けたかと言うと、
接してきたすべての人に彼が暖かく接してきたからです。
彼が周りにたくさん与えてきたから
周りからたくさん得ることができているのです。
そしておもしろいのはここからです。

彼の場合
その与えるという行為を無意識的に行っていたためか
「本当にみんながあったかい。」「先輩も後輩も同期もみんな優しい。」「ここに生まれて本当に良かった。」
と口にしているのです。
この暖かい人間関係を築き上げたのは
他でもない彼自身なのにも関わらず、自分で「暖かい」と言っているのです。
なんだか矛盾しているようでおもしろいですよね。笑

しかし
この記事の本題はまさにこういうことです。
周りに与えた分だけ自分も得ることができる。
つまり
自分の振る舞い方で周囲の振る舞い方も決まるということです。


人間の深層心理

上で述べた名嘉眞 要の例で
名嘉眞からもその周囲の人たちからも
与えるということをしていると述べましたが、
彼らはそれを無意識的に行っています。

『周りの人』を『自分』と置き換えてみて下さい。
例えば
名嘉眞がものすごく優しく接してくれれば、
自然とあなたも名嘉眞に対して優しく接するようになると思います。
反対に
名嘉眞があまり干渉しなければ、
あなたも自然とこれといった感情なく接するようになるでしょう。
名嘉眞に対する『自分』の接し方は
名嘉眞の人柄に合わせた接し方になっているはずです。
人間の深層心理として、
「与えられたらお返ししよう」
というものがあります。

これは
マルセルモースの『贈与論』という著書にも述べられていることです。
ですから
必然的にこのような結果が得られるわけです。
もちろん
全員がそうとは限りませんが、
大半の人はこうなると思います。

かくして
周囲の人たちは、自分がどう振る舞うかで態度を変える
と言えるわけです。

YouTube
▶︎https://youtu.be/7E6qqk1C7Dw






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