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宝くじで当たる5億円というお金


5億円ってどのくらいのお金なんだろう。日本銀行バーチャル見学ツアーによると、1億円(1万円札が1万まい)の重さが約10kg。5億円だと50kg。なんだ、私の体重にも足りない。

でもね、私には普通の生活をしていたら絶対に手に入らない額なんです。

21 生涯賃金など生涯に関する指標|ユースフル労働統計 によると、学校卒業後フルタイムの正社員を続けた場合の 60 歳までの生涯 賃金(退職金を含めない)は、男性は中学卒 2 億円、高 校卒 2 億 1 千万円、高専・短大卒 2 億 2 千万円、大学・大学院卒 2 億 7 千万円、女性は中学卒 1 億 5 千万円、高校卒 1 億 5 千万円、高 専・短大卒 1 億 8 千万円、大学・大学院卒 2 億 2 千万円だそうで、定年まで休まず働いても手に入らない額なんですよね。

https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/kako/2021/documents/useful2021_21_p312-356.pdf

まして私はその当時の女性の働き方で多かったMカーブの働き方。出産を機に専業主婦になり、その後フリーランスやパートを続ける時期が多かったから生涯年収にして1億円ほど子育てのために捨てました。
子どもをヨシヨシしたかったのでその選択については子どもが独立した今では微塵も後悔していませんが、当時は「私のキャリアはどうすればいいんだろう」と、とても悶々とした日々を送りました。結果的に子どもからもらったものの方が私の人生を豊かにしてくれたのですが、子育て真っ只中にいるときは必死なだけで、悩みだらけです。(異次元の子育て支援と最近銘打って色々いわれてますが、「支援」ではなく、裸で何もできない状態で産まれてくる子どもを独立した大人に育てる「子育ての過程」そのものに価値を見出して欲しいですね)

我が家の家計が不安でFPになり、キャッシュフロー表も山とつくりました。子どもの「やりたい」が変わるたびに作り直しましたよ。破綻しないように何度も、何度も。

キャッシュフロー表からわかるのは「収入」と「支出」のバランスが将来にわたってとれていくかどうかで、時間をかければ、100万円、とても時間をかけてうまくいけば1,000万円の残高はできていくんです。でも、世帯の生涯年収が5億円に達さないのであれば、決して5億円のお金は手に入りません。

自分が「億」のお金の使い道を考えられなくても当然か、と納得しました。なので、宝くじに期待しましょう!
私のキャッシュフロー表に特別収入5億円、特別支出5億円を記入しました。
当たってもよし、当たらなくても問題なし、です。

では、本題に戻り、次は使い方を考えることにしましょう

共感してくださると嬉しいです。宝くじで5億円当たったらカナダに別宅ができますので、ぜひおいでください。犬をお飼いの方は犬オーナー用のマンションも運営する予定なのでご検討ください。