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宝くじが当たる前に240日で宅建に合格する方法

2021年1月に勉強を始め、2021年10月の宅建試験に合格しました。(令和3年10月試験 合格点34点 私の点数36点)
とりあえず私が約240日で合格したのでその方法を記述します。
※ 業務に必要な内容を深く知りたいという人には向きません。
  とにかく合格すればいいという方向けです。

合格する方法は単純です。
10年分の過去問を10回通りすること。
1年分の問題が50問。
10年分で500問
これを10回通りなので5000問
解きましょう!

5000問解くためにすること。

(1) 毎日続けれる時間の確保

  毎日30分、勉強に充てれる時間を探しましょう。
  (逆に30分以上は勉強しなくてOK)
  私の場合は朝ドラを見る時間を充てました。
  毎日、7:50くらいから準備して(コーヒーとか)8:30まで解きます。

これは文章に慣れるためです。
試験問題の文章ってとにかく読みにくい!わかりにくい!
特に最初の権利関係に絡む法律の部分なんてわかりにくい。
令和3年10月試験の1問めに「判例及び下記判決文によれば、正しいものはどれか。」という問いが出て、判例がのっていました。日本語で暮らしている日本人に解説や読み解きが必要な判例を出すことそのものが「日本語をなめている!」と内心怒りの内容なのですが、問題で出るので仕方がない。
それくらい、試験の文章は普段使っている日本語とは別物と考えましょう。
そして、その試験の日本語に慣れるため、毎日解きましょう。

(2) 試験問題の同じ番号を解いていこう(1日10問 30分)

 10年分の過去問の同じ番号を解きます。
 1問目を10年分、2問目を10年分 と。
 これを30分で解くことを目標
 できれば50問目から解いていくことをお勧めします。
 1問目は権利関係で文章も内容もやたら難しい。
 始めは挫けないためにも最後の免除問題から始める事をお勧めします。

毎年同じ問題番号には同じような問題が出題されています(特に最後の免除問題)。解けないのは当たり前。とにかく問題を読んで、あてずっぽでも解いて、解説を読みましょう。
同じ番号から解いていくのは、同じ番号はほぼ同じ内容が多いので読む解説の部分が少なくて済むからです。最初は解けないのが当たり前。解説を読んで身につけることから始めます。だから、読む解説が少ない方が楽ちん。
10年間の過去問の中には今では法律が変更になって問題として不適当になり削除されているものもあります。そんな問題に当たったらラッキー。解く問題数が減ったと素直に喜びましょう。(50日 あと残り190日)

(3) 分野ごとに解いていこう(1日10問 30分)

1年分の試験問題は50問。1年分を5日で解いていきましょう。
試験問題は5つの分野に分かれています。
権利関係    14問
法令上の制限  8問
税・鑑定    3問
宅建業法    20問
免除項目    5問
これを1年分を5日間で解けるように分野を振り分けて解いていきましょう。できればこれを2回繰り返す。(2回で100日 あと残り90日)

(4)1年分を2日で解いていこう(1日25問 1時間)

この頃になるとだいぶ宅建の文章に慣れてくるはず。
それでも25問解いて解説で確認するには1時間弱かかるはず。
この頃から毎日の勉強時間を1時間確保します。
できればこれを2回繰り返す。(2回で40日 あと残り50日)

(5)1年分を1日で解いていこう。平行して一問一答形式のネット講座をすきま時間でやっていこう。(1日50問 1.5時間)

ここまでで10年分の問題を5回解いています。
2500問解いています。
ここからが仕上げです。
1日1年分の問題を解いていきましょう。
宅建の試験時間は2時間・120分です。
5回も解いてくると見たような問題が何度も出てくるので、問題を解く時間は格段に短くなってきています。文章のひっかけどころもわかってきます。解説も5回以上読んだところなのでななめ読みでも大丈夫になってきています。
試験本番と同じ2時間、集中力が持続できるように1年分を1日で解いていきましょう。
同時にそろそろ慣れています。
飽きてきます。
ここからは一問一答形式のネット講座などを利用していきましょう。
すきま時間でもスマホやタブレットでできます。(受験日まで繰り返す)


始めにこのサイトをご紹介しなかったのは、「試験は紙を読んで紙で答える」ものだからです。
長時間慣れない文章を読むのはとても疲れます。
苦痛です。
ネットで細切れ時間を使うことに慣れてしまっていると、2時間読んで解くことはなおのこと苦痛です。
今回の目的は「宅建知識を身につけること」ではなく「宅建試験に受かること」です。だからあえて紙での勉強から入りました。

犬の散歩中に間違った情報に踊らされて受験を決意したプレ還暦のおばちゃんでも受かった方法としてご紹介しました。(合格点+2点でしたが)
時間の使い方はひとそれぞれだと思います。
アレンジしていってください。
(私は途中30日ほどさぼったので最後追い込みました)
方法は何であれ、10年分の過去問10回通り、5000問解くのが合格の王道だと思います。( 宅建合格に必要な勉強時間は200~300時間といわれています。この方法での勉強時間が約200時間+α(ネット分)になります)

(後日談)宅建合格後

宅建は合格しましたが実務経験がなければ実務者講習が必要です。
実務者講習費用   22,000円
宅建士登録費用   37,000円
宅建士申請手数料    4,500円
小計(合格後)   63,500円

これに加えて
受験費用           8,200円
教科書代           5,500円
写真代・公的書類代など雑費  3,000円ほど
総合計         80,200円

なかなか、何をするにもお金はかかるようです。

共感してくださると嬉しいです。宝くじで5億円当たったらカナダに別宅ができますので、ぜひおいでください。犬をお飼いの方は犬オーナー用のマンションも運営する予定なのでご検討ください。