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jobとworkの共存は難しく

「仕事」って英語で調べると3つ出てくる。
こんな感じ。
work・・働くこと全体
job・・・報酬が発生する作業やノルマ
task・・期限内に終えるべき事柄

Life-work(自己実現のための仕事) 
Rice-work(食べるための仕事)
と言われるが、仕事って分けられるものではないでしょう。
あるときはLife 30%でRice 70%、
あるときはLife 80%でRice 20%。
仕事はやりがいだけではできないし、飯のためだけでも続かない。

困るのが、work と job が混在しているとき。

責任感をもって仕事(work)をする人の横で、
結果責任をかぶらなくていいようにこなす(job)ことに徹する人がいる。

仕事に責任感があればやること(task)を生み出して処理していくし、
責任回避に向かえばやること(task)が少なくなるようにと考える。

これが隣同士、同じチームにいて一緒に仕事をせねばならぬ時、
work派は相手の責任感のなさに憤るし、job派は相手が作り出すtaskに憤る。
摩擦がおきて当たり前、ストレスお互いに溜まりまくり。

多分、どこの職場でもアルアルでしょう。

転職・退職理由の上位に「職場の人間関係」とありますが、
人の良しあし、性格の合う合わないがなくても、
仕事に対する向き合い方が違うだけでぎくしゃくする。
まして、能力もそれぞれ違う。
それでいて一緒に行動して成果を求められることが多々ある。

「私はこの仕事はjobだからできない」とか
「私はRice 80%だからそれなりにする」とか
宣言してくれたらそれなりに任せて任されてやっていけるのに
「みんなで一緒にお仕事しましょう」だけではわからない。
一緒じゃないじゃん

どちらが悪いわけではない。
違うだけで、違うことを大っぴらにできないだけで。
違うもの同士が違いを認めながら折り合いつけて共にやっていくのが大人。
いわゆる多様化共生社会。

仕事の内容もだけれど、ともに仕事をする人の仕事への向き合い方、能力を考えながら仕事をしないとスムーズにいかない。
「あの人に仕事を振るときはこうしよう」ってやつ。
人のことばかり言っているが、多分自分も人に言われてる。

機械だって能力の見極めは大事で能力を発揮させるには工夫がいるように、
人とうまくやっていくのは工夫がいる。

とかくworkとJobの両立は難しい。


※ 時々カチーンとくるあの人に向けてではないですよ。

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