文旦食べつくし やっぱり皮が美味しんです。
季節ですねぇ。
文旦を一ついただきました。
もちろんムキムキして美味しくいただきました。
でもね、文旦の魅力はそのすっきりとした果実の美味しさだけではないのですよ。
あの立派な皮。
これをいただかないわけにはいきません。
文旦ピールを作りましょう。
皮を2cmほどの幅に切って。
一晩水にさらします。
水を変えて湯でこぼすこと3回。
白い部分が透き通るようになって頃、少しかじってみて苦みが薄れた頃、
絞って重さを測ります。
皮の重量の半分ほどの砂糖を少量(100mlくらい)の水を入れて沸騰させて、できた甘ーい液に皮を入れて水がなくなるくらいまで染ませます。
(よく見ていないとすぐ水を吸って焦げるので注意!)
アルミホイルを敷いたお皿に並べてグラニュー糖をまぶして、温かいところで水分を飛ばします。
(写真は火を消したストーブの上。ストーブは本当にはたらきもの)
なかなか水分が飛ばないので、ガスファンヒーターの前で強制乾燥。
3時間ほどで出来上がり。
文旦ピールの出来上がり。
お茶うけに、おつまみに重宝します。
保存食のはずが、なぜか3日で食べつくされる。
文旦の実を取りだすときの薄皮も、たくさんある種も、
乾かしてネットに入れれば入浴剤。
(柚子湯もどきですが、あったまります)
昔話におはなしの好きなお殿様というのがありまして
「大根ちゅううものはええもんです、根も葉も食べられて」
を延々繰り返してお殿様から褒美をもらった、おはなしです。
文旦も同じ。
「文旦ちゅうもんはええもんだ、実も皮も食べられて」
これから文旦、甘夏など皮が美味しい蜜柑が出てくる頃。
とても楽しみです。
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