財布を落としたら・・キャッシュレスの落とし穴

地元で始まった「ちょい飲み手帖」イベント。
本を片手に掲載された店で1000円セットをちょこちょこ飲み歩く。
街に飲みに行くのなんて何年ぶりでしょう。
高校時代の同級生が誘ってくれて、ウキウキ舞い上がる。

で、財布を落としました。

浮かれ気分が一気に青ざめました。
現金5,641円、クレジットカード２枚に保険証、運転免許証、オフィスの入室証に子どもからの手紙。
（予兆だったのかマイナンバーカードとキャッシュカードを抜いていた)
デパートの落とし物係にも届いてない。
近くの交番にも届いてない。
まずはクレジットカードを止めて、何度もあたりを探します。
（クレジットカードはアプリからだとすぐに停止・再発行できるのですね）

友人と待ち合わせたパン屋さんに、「赤い財布」が届いてました。

落としたお財布が戻ってくる国でよかった。Ｉ　love　日本！

明日は運転免許証、保険証再発行に走らねば、と落ち込んでいた気分が雲の上まで上がりそう。
お礼にしっかりパン買って、手帖片手にまた飲みに繰り出す現金さ。

10日後に再発行されたクレジットカードが手元に届く。

さあ、再設定に一苦労。
携帯料金、電気料金、ワンコのフード定期便、NISAつみたて、マンスリー寄付もクレジット、そういえば宝くじもネット購入クレカ決済でした。
年に１回支払いのある年会費なども含めると、いったいどれだけあるのやら。去年の明細を引きずり出します。
口座から口座へお金が移るキャッシュレスはとても便利です。
何事もなければ

アクシデントはあるものと心得よう。
今回は財布を落とした。
カードが磁気不良になることもあるかもしれない。
カード情報が盗まれることがあるかもしれない。
何事もなくても、天寿を全うしたときには口座もカードも停止される。
便利なキャッシュレスは複雑に絡み合っていて再設定に苦労する。

今日はちょい飲み２回目。
クレジットカードの設定ができていないので、どれもニコニコ現金払い。
お財布に今日使うだけの現金を入れて、カード１枚も持たない気持ちよさ。
お札を使う気持ちよさ。

キャッシュレスを便利に使っているのか、ポイントや特典につられてカード会社に便利に使われているのか。
気持ちはシステムについていけないところもあるけれど、
明日は１日カード設定で終わりそうだ。