Clé

Clé (クレ) 春から4年の女子大生 詩作をしたり、日常の思いの丈を語ったり。

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随) あれから私は何も変わっていない。

 先日、近所の公立高校の合格発表日だった。   6年前の同じ日、私は第一志望の高校に落ちた。  天気が良かったので散歩をしようと外に出ると、近所の高校の方から戻って来たり、これから向かおうとしたりする中学生が何人もいた。そうか、今日は合格発表日か。6年前の今日、私は第一志望の高校に落ちた。  目的地の公園まで、中学時代の通学路を通っていく。  あの日もこの道を通り、合否結果を中学まで伝えに行った。担任の先生から「…そうか、でもこれで終わりじゃないからな。高校(私立の滑り

      • 随) 何も気にせずに愛したい、愛されたい。

         以前、こんなことを述べました。以下、このモヤモヤを紐解きながら見失った ”私” を探しに行きます。 無理だ。 世間一般の恋愛観に違和感を感じるようになったのは高1のときです。クラスの男子と良い感じの関係?になったとき、「無理だ」と思いました。相手が良くなかったと言えばそれまでですが、まだ付き合ってもいないのに、日常的に頭や手を触られるのが無理だった。「俺ら良い雰囲気だからいいよね?」みたいな暗黙の了解が無理だった。よくねぇよ、触んな。  また、その人はクラスでも平気で下ネ

        • 自己紹介し直します。

           こんにちは。  Clé(クレ)と申します。  春から4年生になる女子大生です。  当初は不特定多数に見られることを意識しすぎ、性別も年齢もバックグラウンドも分からないようにしようと考えていました。ですが、もっと自分の日常的な思いの丈を書きたいと思い、書き手がどんな人でどんな立場で語っているのか分かった方がいいと考え、更なる自己開示をすべく当記事を書くに至った所存です。 ”手と水と光に惹かれます”? 自己紹介pt.1では、4行しかないふざけた自己紹介(何の紹介にもなってい

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          カメラ欲しいな。 鮮明な水しぶきを撮りたい。 ↓はiPhone13

          カメラ欲しいな。 鮮明な水しぶきを撮りたい。 ↓はiPhone13

          随) 誰かに話したい授業

           誰かに話したい授業はありますか。  自分は、大学1年生の秋学期に受けた、包括的性教育の授業です。  「包括的性教育」?何それ?でしたが、当時セクシュアリティ・ジェンダーに興味があり、シラバスにそれらの単語を見つけたため、履修を決めました。  簡単に、包括的性教育とは、ユネスコの『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』を指針とし、生殖・性徴に限らない、幅広い観点からの性教育を指します。そして、包括的性教育を学ぶことで、自他共に人権を守り、健康で幸福であることを目指すものです

          随) 誰かに話したい授業

          随) 自戒『言葉には気をつけなさい。』

           卒業前に突然不登校になり、進学先も消息も不明だった子と、数年ぶりに再会する機会があった。  「わぁ〜〜久しぶり!よかった〜生きてた…!!」と声をかけた。向こうも明るく応えてくれ、元気そうで安心した。  だが、今ではこの一言を後悔している。  その子は、再会した数ヶ月後に亡くなった。  原因は明らかにされなかった。  享年20歳。  成人式の数週間後のことだった。  考えすぎかもしれないが、あの時の「よかった、生きてた」の一言に罪悪感を覚えた。発言に深い意味はなく、た

          随) 自戒『言葉には気をつけなさい。』

          this is what it is like or what it is like in words. Carol Ann Duffy - " Words, Wide Night ", ℓ10

          this is what it is like or what it is like in words. Carol Ann Duffy - " Words, Wide Night ", ℓ10

          創) ヴィンテージと混沌の中にある確かな静寂。

           やっと両手で数える程しか経っていないが、  人生の中で捉えたら一瞬だが、  僕にとっては長い時間を占めていて。  君がどう思っているかは分からないが、  僕にとっては意味があり、価値がある。  混沌とした記憶の中に、  いつも隠れているのは僕の沈黙(しじま)。  無秩序に身を潜め、怯えている。  僕らのヴィンテージは傷物で、  もし君が傷を見つけたら、  きっとそれ以上熟成させることはできない。  僕はそれを恐れている。  ” ヴィンテージと混沌の中

          創) ヴィンテージと混沌の中にある確かな静寂。

          創) 比翼連理

           腰の痛みで心の痛みを誤魔化す。  背中の温もりは冷たい。  窓からは木の枝に2羽の鳥。  「__ 比翼連理。」  空を飛ぶには2人じゃなきゃ。  支え合うには僕たちじゃなきゃ。  協力とか美しいものじゃない。  依存だ。  でも、僕らはきっとお似合いだから。  どこまでだって、ずるずると。

          創) 比翼連理

          恋人という名目で独占できる親友が欲しい。

          恋人という名目で独占できる親友が欲しい。

          手短に。

           Clé(クレ)と申します。  手と水と光に惹かれます。    色々綴ります。    以後お見知りおきを。

          手短に。

          創) 逆光とプリン

           スプーンに映ってしまっている、  俄かに信じ難い間テクスト性。  小説の切り抜きをやってみないか。  いえ、君とミニチュアの世界を作るので結構。  だが、そんなことを言ったら波乱万丈。  では、測光の冷製紅茶はいかがですか。  瑞々しい虹、努々お忘れなきよう。  そうよ、ヰタ・セクスアリスのように。  イチャイチャしたいとか思わないのかい?  嫌ね、プリンに惑わされないで。  それ修道女みたいで良いですね。  御漫談を御披露なさって良い御身分ですわ。

          創) 逆光とプリン