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エアコン効きを高まる方法

どうも みなさんこんにちは!
カズの家づくりチャンネル】のカズです!

今回のテーマは 空調効率の良い家づくりのポイント!

現在家づくりを進めている方は、計画中の方は間取りや設計を考えると思いますが、その際空調効率などを考えて家づくりをすすめていますでしょうか?

空調効率を考えて設計することで より住みやすい家を実現することができます!

そこで今回のメニュー
1.空調効率を良くするメリットとは?
2.空調効率が悪い家の特徴
3.空調効率を良くするためのポイント
4.建てた後でも大丈夫!空調効率を良くする工夫
5.まとめ

この4つについて解説していきますので家づくりの参考にしてください。

1.空調効率をよくするメリットとは?

まずはじめに空調効率をよくするメリットについて考えてみましょう!

みなさんは 空調効率を上げるとどんなメリットがあると思いますか?
結論からいうと 空調効率の良い家は非常にエコで家計に優しいというメリットがあります。

どういうことかというと、空調効率を上げると家全体の空気が一定になるので、部屋ごとにエアコンを設置する必要がありません

つまり!エアコンを各部屋に設置しなくていいので コストも下げられますし、電気代の節約にもなります。

また、部屋の温度差がないので脱衣所などで起きるヒートショックも防げます。
このように 空調効率の良い間取りはメリットがたくさんあるのです。

2.空調効率が悪い家の特徴

空調効率が悪くなってしまう特徴は

①天井が高すぎる
②窓が大きい・多い
③窓の向きが悪い

この3つとなります

①天井が高すぎる

一般的なエアコンに対応している天井の高さは 2〜4mです。
天井がそれ以上の高さになってしまうと 部屋全体の空調効率が下がります。

②窓の大きさや多さ

空調効率に大きく関係してきます。

窓は断熱材が入っている壁とは違い 冬場は冷気を取り込み夏場は熱気を取り込みやすいです,

そのため、窓が大きかったり数が多かったりするとその分 空調効率を下げてしまいます。

③窓の向き

直射日光が入りやすい場所に設置してしまうと 空調効率を下げてしまうので気をつけましょう。

では、空調効率を上げるためには どのようにすれば良いのでしょうか?


3.空調効率を良くするためのポイント

空調効率をよくするためには

①全館空調システムを検討する
②高気密・高断熱
③エアコン室外機の設置位置
④広すぎる間取りは仕切りを設置

この4つを押さえて家づくりを考えましょう!

①全館空調システムを検討する

そもそも全館空調システムとはなにか!?
それは 家全体の空調を1台の空調システムで一括で管理します。

リビングだけでなく トイレや脱衣所まで一定の温度に保たれるのがメリットです。

そのため ヒートショック対策や各部屋にエアコンをおく必要がありません。

ただ 導入コストがかかることやメンテナンス費用がかかります。

②高気密・高断熱

住宅の断熱工法には大きく分けて充填断熱外張り断熱があります。

充填断熱は 柱や梁など家の構造体の間を埋めるように断熱材を充填する工法です。対して外張り断熱は 構造体の外側をまるごと断熱材でくるむ工法です。

その他にも 断熱材の素材によっても空調効率は左右されます

断熱材は大きく分類すると この3種類
A)繊維系
B)発泡プラスチック系
C)天然素材系

この三本柱からまた枝分かれして、いくつかの種類に分かれます。

全てお話しすると悩みの種になる事もありますので3種類の簡単な説明と代表的な断熱材を紹介していきます。

A)繊維系

繊維と繊維の間に空気を含むことで、空気層をつくりクッションのような役割で断熱をしてくれます。

代表的な断熱材は
・ガラスが綿状になっているグラスウール
・玄武岩や天然岩石を原料として製造される岩綿のロックウール
・新聞紙(古紙や製紙)をリサイクルした天然繊維のセルロースファイバー
となります。

B)発泡プラスチック系

プラスチックを発泡させて細かい気泡をつくり空気を含む断熱材になります。

代表的な断熱材は
・ポリスチレンを主成分とし、発泡剤や難燃剤などを混ぜて板状にした断熱材押出発泡ポリスチレン・吹き付けることによって、すき間のない高断熱・高気密のエコ住宅が実現できる吹付硬化ウレタンフォーム
となります。

C)天然素材系

代表的な断熱材はウールブレスとも呼ばれる、原料の70%以上の羊毛(ウール)
・ワインのコルクを製造する際に出る廃材を加工して作られた炭化コルク

ご紹介した断熱材にはそれぞれにメリット・デメリットがあります。ですので、断熱性能や価格だけで選ぶのは難しいので住宅メーカーや工務店と相談の上決めるようにしましょう

③エアコンの室外機の位置

直射日光の当たる場所に室外機を置いてしまうと、故障の原因やエアコンの効きが悪くなります。

室外機の位置は 日陰になる場所か専用の遮熱カバーをつけて直射日光を防ぎましょう。

また、室外機の周りにはものを置かないのも空調効率を上げるポイントです。

④床面積が広い間取り

上で吊るタイプの仕切りを設置して必要に応じで間仕切りできるようするのもおすすめです。

このように 空調効率をよくするためには 家づくりの段階で工夫できます。

では、空調効率の良い家づくりは新築・建替えでしかできないの!?と思われた方もおられると思います。決してそんなことはありません!

4.建てた後でも大丈夫!空調効率を良くする工夫

家を建てた後でもできる空調効率を上げる方法は

①サーキュレーターを活用する
②エアコンフィルターは月に1回〜2回掃除
③窓に遮光カーテン・遮熱フィルムを貼る

となります。

①サーキュレーターを活用

サーキュレーターは 扇風機と違い部屋全体の空気を循環させてくれるので 空調効率が上がります
エアコンと併用すれば 効率よく部屋の温度をコントロールできるでしょう

②エアコンフィルターの掃除

エアコンフィルターをこまめに掃除するのも 空調効率を上げるポイントです
月に1回〜2回は エアコンフィルターを掃除してホコリを取り除きましょう

③窓に遮光カーテン・遮熱フィルムを貼る

遮光カーテンや断熱フィルムで直射日光を遮れば冷暖房の効きがよくなります

このように 建てた後でも空調効率を上げる方法は意外と多いのです

5.まとめ

空調効率を良くするための家づくりのポイントや工夫を解説してきました.。

在宅ワークなど家で過ごす時間が多くなってきている近年では 家の快適さが重要です。
この動画を参考に今一度 空調効率を見直してみましょう?

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
それでは また次回もよろしくお願いします。


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