脳卒中患者・家族は何に困り、何を求めているのか? 〜日本脳卒中協会 患者・家族委員会アンケート〜
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全国の567名の脳卒中経験者または家族から回収したアンケートのまとめです。
この知見は、脳卒中に関わる医療従事者の皆さんに一度見て頂きたい内容です。
この脳卒中経験者または家族の悩みをみて
・ある程度の見通しを説明してほしかった
・その時々の相談窓口や制度を知りたかった
の、2点に集約されるかと私は感じました。
以下詳細をご覧ください🙌
脳卒中発症・治療・地域生活において患者や家族が感じたこと(日本脳卒中協会 患者・家族委員会アンケートより)↓
脳卒中発症後、患者・家族が感じる「困りごと」に対する支援すべき・強化すべき取り組み案(2020 年 7 月 日本脳卒中協会 患者・家族委員会)↓
この資料は下記サイトにありますので、興味ある方はダウンロードしてください↓
予後の説明は担当医師が行うものであり、現場の療法士が行うものではありません。しかし、療法士も
「断定的な予後」を説明するわけではなく、
「ある程度の今後の流れの一例」
を説明することはできるのではないでしょうか。
そして、今後の相談できる人(ソーシャルワーカー、ケアマネ、訪問看護事業所、義肢装具士等)も紹介はできるのではないでしょうか。
回復期リハ病棟に勤めている療法士であれば、自分達の説明だけではなく、患者参から相談がなくても、今後出会うであろう人達を説明したほうが良いことが今回の調査からもわかるかと思います。
脳卒中に関わる医療従事者の皆さんは、この資料を用いて、院内研修会等を開催すると、現場の人達で共有できますし、おすすめします!
本当にシームレスな連携とは何か?を振り返って、少しでもこの知見が、今後のリハビリテーションの利用者さんに還元されることを願います🤗
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